★アブラムシの面白い生態⇒自然の摂理はすごいぞ!!
2004年 11月 15日
アブラムシは胎生だ。生まれたばかりの子虫1周間ほどで成虫になり、交尾もせず、子虫を産み始める。1匹が1日で10匹の子虫を産むため、一匹のアブラムシが3週間で4万匹を増える。
羽がはえるアブラムシ
成虫になっても羽のないアブラムシは移動ができず、寄生された植物はあっという間に過密状態になる。過密になると植物は枯れてしまい食糧不足となり、共倒れの危機が迫ってくるとアブラムシの子虫はその姿を変え始める。
密度増加によりストレスがかかり、ホルモンの分泌に影響して、羽のない親虫から羽のある子虫が産まれてくる。羽のあるアブラムシは群れから離れて飛び去っていくのだ。
そしてたっぷり汁のでる植物を見つけると子虫を産み始める。不思議なことに羽のある親虫から産まれた子虫は羽がはえず、そこで子虫を産み、仲間を増やします。こうして種を絶やさぬようにしているのです。
トビバッタも個体の密度が高まると、なんと羽が長くなり大群で移動します。
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