★【安倍普三の突破する政治】:北朝鮮と民主党の深い闇…徹底的に追及
2011年 07月 14日

北朝鮮
五輪関係者3人入国
2人は13日に制裁後初の特例
2011.7.11
産経新聞
政府は11日、都内で14日に開催されるアジア・オリンピック評議会(OCA)総会への出席を希望していた北朝鮮オリンピック委員会代表団計5人に査証(ビザ)を発給し、入国を許可した。
このうち同委員会の孫光浩副会長ら3人が11日夜、北京経由で成田空港に到着した。張雄・国際オリンピック委員会(IOC)委員ら2人はウィーンから13日にも入国し合流する。
北朝鮮籍保有者の入国は、核実験した北朝鮮に対する平成18年10月以降の制裁措置に抵触する。政府は入国希望の情報を得た6月下旬以降、関係省庁が対応を協議。その結果、「スポーツと政治の分離」をうたうOCA憲章を尊重した。
伴野豊外務副大臣は11日の記者会見で、入国を認めた理由として「日本政府が国籍を理由に拒否すれば、憲章に抵触して、日本が国際的な制裁を受ける可能性がある」と指摘した。
その上で「特別な事情を総合的に勘案して入国の許可を出した」と述べた。一行の査証有効期間は11~15日。滞在中の公的活動はOCA総会出席に限定される。
制裁措置の特例で実際に北朝鮮籍保有者が入国したのは今回が初めてで、ほぼ年ぶり。政府は昨年2月、東京で行われた女子サッカーの東アジア選手権で北朝鮮代表の入国を許可したが、日本政府が許可に一時難色を示したことに北朝鮮が反発し、代表は来日しなかった。

深い闇…徹底的に追及
安倍普三
2011.7.13
zakzak
東京で14日に開催されるアジア・オリンピック評議会(OCA)総会に出席するため、北朝鮮の国際オリンピック委員会(IOC)委員が来日している。
日本としては許しがたい核実験や、拉致事件に対する誠意のない姿勢への制裁として、私が首相だった2006年10月、「北朝鮮国籍を有する者の原則入国禁止」措置などを発動した。菅直人政権は今回、「五輪関連行事への配慮」として、制裁開始以来、初めて北朝鮮政府関係者の入国を認めた。
7日の自民党拉致問題対策特別委員会でも政府側に指摘したが、入国者が本当に肩書通りの人物かを確認する必要がある。かつて北朝鮮は赤十字職員として複数の工作員を送り込んできた。軍や公安、工作活動に関わってきた人物ではないか調べるべきだ。
入国者の行動がOCA総会に限定されていることも確認すべきだろう。朝鮮総連との協議や政治活動、送金手段に利用されるようなことがあってはならない。
特例措置で入国させるのだから、制裁の意味・意義の面からも、しっかりと監視しなければならない。残念ながら、菅直人政権がそうした懸念を真剣に検討した形跡はない。国家・国民を守る意識が希薄なのだ。
それどころか、菅首相の資金管理団体が、北朝鮮による拉致事件の容疑者親族の関連団体に6250万円もの政治献金をしていたことが国会で追及された。
親族とは、1980年に石岡亨さん=拉致当時(22)=と、松木薫さん=同(26)=を欧州から北朝鮮に拉致したとして、結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子容疑者(58)と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーを両親に持つ長男(28)のこと。北朝鮮で生まれ育ち、7年前に日本に帰国している。
東京基督教大学教授で、救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)会長である西岡力氏は前出した特別委員会で「両親とは別人格だが、長男は北朝鮮の革命村で20年間、主体思想をたたき込まれてきた。
帰国後も、拉致問題解決に一切協力していない。(北朝鮮と連絡を取りながら)活動している可能性がある」と指摘していた。
政府の拉致問題対策本部長である首相の資金管理団体が、拉致事件容疑者親族の関連団体に数千万円もの献金をするなど、常識として考えられない。国民は「一体どちらの味方なのか?」と疑問に思うはず。調べてみると、落選議員や民主党市議会議員も多額の献金をしている。
そもそも、菅首相は1989年、江田五月法相とともに、北朝鮮の元工作員で、横田めぐみさん=同(13)=の拉致実行犯である辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の釈放を求める韓国政府宛の「要望書」に署名している。
菅首相は「気付かずに署名した」と話していたが、この署名活動そのものに、北朝鮮当局が関わっていたことが明らかになっている。多くの機密を知る辛元死刑囚を取り戻すための対日、対韓工作の一環で、そのせいか、辛元死刑囚は99年に恩赦で釈放され、翌2000年、英雄として北朝鮮に帰国している。
北朝鮮と民主党の闇はあまりにも深い。自民党は徹底的に追及していく。(自民党衆院議員)



辛光洙(シン・グァンス)を含む
在日韓国人政治犯の
釈放に嘆願署名
2006.1.
nyt.

土井たか子 衆議院 社民党 兵庫7区 (日朝友好議連)(2005年落選)
菅直人 衆議院 民主党 東京18区(2009年9月16日 国家戦略局担当相に就任)
田 英夫 参議院 社民党 比例 (日朝友好議連
本岡昭次 参議院(副議長) 民主党(元社会党) (2004年引退)
渕上貞雄 参議院(社民党副党首) 社民党 比例 (日朝友好議連)
江田五月 参議院 民主党(元社民連) 岡山県
佐藤観樹 衆議院 民主党(元社会党) 愛知県10区 (2004年辞職 詐欺容疑で逮捕)
伊藤忠治 衆議院 民主党(元社会党) 比例東海(2005年引退)
田並胤明 衆議院 民主党(元社会党) 比例北関東(2005年落選)
山下八洲夫 参議院 民主党(元社会党) 岐阜県 (日朝友好議連)
千葉景子 参議院 民主党(元社会党)神奈川県(2009年9月16日 法務大臣に就任)
山本正和 参議院 無所属の会 比例 (社民党除名)(日朝友好議連)
上図にある田辺誠(元社会党委員長、金丸・田辺訪朝団、議員引退)、現在は民主党群馬常任顧問としてにらみを効かす。民主党群馬は角田義一(元参議院副議長、元社会党員、訪朝経験あり)が朝鮮総連から寄付を受けるなど、総連と親しい関係を保つ。

(毎日新聞2002年10月20日東京朝刊から)
安倍晋三官房副長官は19日、広島市で講演し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の元工作員、辛光洙(シンガンス)元死刑囚による原敕晁さん(行方不明時43歳)の拉致事件について、社民党の土井たか子党首と民主党の菅直人前幹事長が辛元死刑囚の釈放を韓国政府に要求したことがあると指摘。
「土井たか子と菅直人はきわめてマヌケな議員なんです」と名指しで厳しく批判した。安倍氏はさらに、「社民党や民主党が、いかにも昔から拉致事件に取り組んでいるかのように、小泉純一郎首相の決断を批判するのはちゃんちゃらおかしい。彼らはまず反省すべきだ」と、両党の過去の対応も批判した。
政府の現地調査結果では、北朝鮮側は同元死刑囚が80年に原さんを拉致したことを認めたうえで、「法的な枠組みができれば(身柄を)提供する」としている。警視庁は同元死刑囚について今年8月、旅券法違反容疑などで逮捕状を取っている。

(産経新聞2002年10月20日朝刊から)
「いかにも(自分が)昔から取り組んでいたかのように、小泉(純一郎)首相の決断を批判するのは、ちゃんちゃらおかしい。まずは反省するべきだ」。安倍晋三官房副長官は19日、広島市内で開かれたシンポジウムで、北朝鮮による日本人拉致事件をめぐる民主、社民両党議員の過去の対応を厳しく批判した。
特に、原敕晁さん拉致事件に関与したとされる辛光洙元北朝鮮工作員の無罪放免を韓国当局に求めたことがあるとして、土井たか子社民党党首と菅直人民主党前幹事長を「極めて間抜けな議員」と酷評。日朝平壌宣言署名の経緯や北朝鮮の核開発問題をめぐり、臨時国会で攻勢を強めるとみられる野党側を強くけん制した。
安倍氏は1997年に国会で拉致事件を取り上げた際のことを回想し「警察も外務省も対応が冷たく、新聞もどこも報道しなかった。それどころか社民、民主の議員は『いいかげんなことを言うな』とわめいていた」と指摘した。
副長官として首相官邸入りする前から、拉致被害者や家族の支援に取り組んできた安倍氏。小泉首相訪朝にも同行、ようやく解決の糸口を見いだしたにもかかわらず、野党の批判がやまないことに、業を煮やして昔話を持ち出したようだ。

間抜けは誰か――。安倍晋三官房副長官が言い放った「土井たか子氏と 菅直人氏は間抜け」発言が、みっともない展開を見せている。
話の発端は89年。韓国の盧泰愚大統領へ、土井氏や菅氏ら133名の 国会議員が、『在日韓国人政治犯の釈放に関する要望』という署名を 提出したことに始まる。「政治犯」29名を列挙して無罪放免を訴えた ものだが、その中に原敕晁さん拉致事件の実行犯、北朝鮮工作員・辛光洙が 含まれていたのだ。
「菅事務所側は署名当時、辛光洙のことを知らなかったと言い、逆に安倍 事務所に電話でこう告げたそうです。『蓮池さんらが拉致された78年当時の 官房長官は、(安倍氏の父の)晋太郎さんですよね。誰が間抜けな官房長官 だったか、という議論になりかねませんよ』。脅しとも取れる言い方に、 安倍事務所側は唖然として返す言葉がなかったそうです」(自民党関係者)
拉致被害者の家族がテレビで切々と真相究明を訴えているのに、何とも みっともない応酬である。菅氏は自身のホームページで謝罪したものの、 「事実関係を再調査中」と記している。
しかし、安倍発言の13年前、すでに小誌は、土井氏ら署名議員の 間抜けぶりを指摘していた(89年9月28日号参照)。さらに今回、 菅氏に代わって「再調査」すると、辛光洙以外にも多くの工作員の存在が 新たに判明した。確かに間抜けではない。大間抜けだったのである。
まず、警察関係者の証言。
「29名中、スパイ容疑で逮捕されたのは10名弱です。彼らは日本に 滞在中、北朝鮮からの工作船の接岸ポイントをつくったり、自衛隊や 米軍基地の情報収集を行なっていました」
次に、元朝鮮総連幹部の張明秀氏が解説する。「列挙された政治犯の多くは、有名な工作員グループに在籍していました。 ひとつは『烽火山グループ』。これは関東地域で秘密工作を行なっていた 朝鮮総連の非公然組織です。責任者は総連東京本部の金学根副委員長。 彼らは在日韓国人を”獲得”して、”教養”と称するスパイ教育を施す んです。
北朝鮮に密航させて、”教養”を受けさせることもありました。 また、在日だけでなく、韓国に密航して”獲得”して来ることもあった。 スパイに仕立て上げられた若者たちは、対南工作要員として韓国に潜入 するのです」
また、菅氏らが署名した釈放要請書には、辛光洙の共犯者・金吉旭の名前や、 75年に大阪で発覚した「学園浸透スパイ団事件」の中心人物・白玉光と 共謀者3名、「鬱陵島拠点スパイ団事件」なる韓国東海岸の鬱陵島を拠点に スパイ網を張っていた地下工作員グループのメンバーも名を連ねている。 彼らのほとんどが、日本から何度も北朝鮮に密航してはスパイ教育を 受けていた。
張氏が続ける。「名前があがっている徐勝は、72年11月に開かれた韓国での第2審で、 北朝鮮に2度渡って労働党員になったことや、長兄に誘われてスパイ団に 入ったことを認めているんです。この公判には、日本から大勢の救援団体が 押しかけましたが、徐勝の証言を聞いて運動は白け、鎮静化しました。
しかし80年2月、朝日新聞は徐勝の母親のインタビュー記事を、同情を 誘うような内容で紙面いっぱいに掲載。これで救援運動が再燃しました。
雑誌『世界』や和田春樹東大教授も追随して、その結果、徐勝以外の辛光洙ら すべての政治犯まで『釈放せよ』という運動に広がってしまったんです。
当時、土井たか子が国会の壇上で雑誌を振りかざし、この問題に言及していた 姿を今でも覚えています」 こうした日本の政治家の自覚の甘さを、北朝鮮は常に利用してきた。 知らなかったでは到底済まされない。

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