★【写真・経歴詳細あり】:イイ気なもんだ!! 小沢事件主導した「大鶴元特捜部長 転職!?」
2011年 07月 11日
イイ気なもんだ
小沢事件主導した
大鶴元特捜部長 転職!?
2011.7.7
日刊現代
弁護士として大手法律事務所入りのウワサ
どこまで暴走するのか――。東京地裁が供述調書を大量却下した「陸山会事件」を主導した“暴走検察”A級戦犯のひとり、大鶴基成・最高検公判部長が近く「辞職するらしい」という話で検察内部が大騒ぎになっている。
検察不信の責任を感じて辞めるのかと思ったら大間違い。大手法律事務所に再就職し、高給取りの弁護士に転身する計画というから、ビックリ仰天だ。大鶴検事は、大分県出身で東大法学部卒。
特捜部長時代にライブドア事件や村上ファンド事件を指揮。以前から「シナリオありき」の捜査手法が問題視され、今やカゲも形もなくなった「西松事件」や「陸山会事件」など一連の“デッチ上げ”事件を主導した人物とされる。
「同僚検事らは、大鶴検事の辞職、再就職の話を聞き、皆、怒り心頭です。そりゃあそうでしょう。検察不信がこれだけ高まり、特捜部廃止の議論まで出ている。
それもこれも、大鶴検事らが上層部の反対を押し切って強引に突っ走ったためです。自分だけサッサと辞めて、悠々自適に弁護士生活なんて到底許せませんよ」(検察庁事情通)
大鶴“弁護士”が法廷で検察と対峙した際、「シナリオだ」なんて反論する姿なんて、想像しただけでマンガである。
「検察リーク認める!!」
2011.1.26
日々坦々
本日発売、週刊朝日2/5号でついに「本誌にリークされた〝検察情報〝」と題し、検察リーク情報があったことを認めた。
(以下引用&要点)
・・・ところが〝小沢聴取"の直前、編集部にこんな情報が寄せられた。ニュースソースは明かせないが、東京地検特捜部の「関係者」からのリークである。
「小沢は、何があっても必ずやるよ。強硬派筆頭の大鶴(基成・最高検検事)さんは「証拠は揃った。あとは何でやるかだ」と話している。狙いはあっせん収賄だが、ダメでも政治資金規正法違反の「共犯」であげられる。脱税でだってできるからね。ただ、最後は議員辞職と引き換えに手を打つという方向も残している・・・・・」
実はこの関係者、先週も本誌にこんな情報をもたらしていた。「いま捜査の指揮棒を振っているのは、特捜部長の佐久間(達哉)さんじゃなくて大鶴さん、大鶴さんは本気だから、弱腰の〝上〝に活入れて、石川(知裕衆院議員)逮捕にもってったんだ。
石川は任意じゃウソばっか言ってたからな。週刊朝日もどうせまた検察の悪口書くんだろうけど、早めに路線変更しないと恥かくぞ。ゼネコンもベラベラ話している。石川もパクられて完オチだし。小沢も、もう完全にアウトだ。在宅でもなんでも起訴して有罪にすれば、公民権停止で、もう議員などやってられない」
この東京地検関係者によると、大阪、京都などの関西の各地検からも敏腕検事6人を呼び寄せ、さらに〝小沢立件〝に向け応援が増える可能性もあるという。法務省や最高検は、こうした現場の先走りをかなり気にしているが、「もう、そんな段階ではない」(同関係者)ようだ。
「相手が民主党なんで、大鶴さんも法務大臣の指揮権発動の可能性もちゃんと視野に入れている。発動させないためにも、もっとマスコミを使って風を強く吹かせないと。場合によっては、国会に逮捕許諾請求を出させないといけないかもしれない」(同関係者)
この後、記事はキーマンの最高検検事でありながら、東北ゼネコンの事は検察内の誰よりも詳しいとして樋渡検事総長に直訴して東京地検の次席検事として大鶴検事が指揮をとっている、との法務省関係者からの話を載せている。
その大鶴検事は例の福島県のダム談合事件で、現場が乗り気でなかったにもかかわらず「これができるかどうかに俺の出世がかかっている」とハッパをかけたと言われ、知事だった佐藤栄佐久氏を逮捕・起訴したが、二審で検察側の主張がことごとく覆されて〝実質無罪"判決となり、このとき検察が頼りにしたのが今回と同じく三重の水谷建設元会長の証言だった。大鶴氏にとって〝小沢立件"は汚名返上の最後のチャンスでもある。・・・・」
マスコミの中にも特に新聞社系列にも関わらず、よく書いてくれたし、今後大丈夫かなと心配でもある。本屋2軒行ったが売れ切れていて、コンビニにあった。
この号は必読である。今号の特集として「暴走検察」と銘打ち、ジャーナリストの魚住昭氏の「狙いは小沢氏の議員辞職。これは議会制民主主義の危機だ」と元検事の郷原信郎氏の「検察には明確な方針がない。小沢氏を狙い撃ちにしているだけ」を掲載。
続いてジャーナリストと本誌取材班による「子育て女性をも脅かす検察の卑劣」はもっと驚くべき事実が書かれている。
こんな検察の暴走を許しておけば、民主主義の危機であり、起訴・逮捕になれば国民の民意が反映された国会議員による国権の最高機関としての国会から検察への権力奪取であり、まさしく検察によるクーデターである。
我々良識ある国民はそれを絶対に許さない。今、検察の暴走に拍車をかけるのも、ストップをかけられるのもマスコミ次第である。さらに勇気あるマスコミが出てくることを祈るばかりである。
大鶴 基成
(おおつる もとなり)
1955年3月3日生まれ
大分県佐伯市出身
検察官
東京地検特捜部部長などを務めた。
経歴
実家の近くには名門の佐伯鶴城高校があるが、大鶴は鹿児島県にあるラ・サール中学校・高等学校に中学受験して進学した。真面目に勉学に励むタイプだったという。大鶴は高校時代から検事になることを夢みていたという。1974年に発覚した田中金脈問題や1976年に発覚したロッキード事件の影響も大きかったとされる。
東京大学法学部卒業後、1980年4月に東京地検の検事に任官した。その後は、1981年に福岡地検、1983年に大阪地検、1985年に釧路地検 。1992年4月、東京地検特捜部へ異動。交通部長を経て、2005年春には特捜部長に就任した。
その後、函館地検検事正、最高検察庁刑事部検事を経て、2010年3月に同期谷川恒太の後任として東京地検次席検事に就任、2011年1月に最高検察庁公判部長に就任した。
おもな担当事件
ゼネコン汚職事件
第一勧業銀行総会屋事件
日歯連闇献金事件
ライブドア事件(特捜部長時代)
水谷建設脱税事件・佐藤栄佐久福島県知事逮捕(収賄容疑)(特捜部長時代)
捜査手法
大鶴と一緒にゼネコン汚職事件で特捜検事として働いた元同僚は、「あらかじめ決められたストーリーに沿って『こういう供述を取って来い』と命じられると必ずやり遂げる男だった」と証言している。一方、大鶴の元上司だった高検検事長経験者は、自分の内面の弱さを隠すために権力を笠に着て取り調べ、事件を作ってしまうという大鶴の捜査手法を何度もたしなめたと証言している。
大鶴はゼネコン汚職事件の梶山静六ルートでこのような見込み捜査の失敗を犯したことがある。ゼネコンの元幹部から梶山に現金が渡されたという調書がとられたが、実は梶山には現金は渡っておらず、ゼネコンの元幹部が個人的に着服していただけであった。
法務大臣を務めたこともある梶山にたいする捜査としてはあまりにも荒っぽかった。当時の同僚は、大鶴は手柄を焦っていたのではないか、彼の取調室からはいつもすごい怒鳴り声が漏れていたと証言している。
大鶴は日歯連闇献金事件では後ろめたいことがありそうな人物を重要証人に仕立てて、狙った獲物を撃つという捜査手法を使ったことがあり、ライブドア事件でも宮内亮治をライブドア元社長の堀江貴文を有罪にするための証人にし、見返りとして宮内の横領疑惑を不問にしたのではないかといわれている。
(wikipedia)
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