★【4紙記事・youtubeとコメント一覧あり】:福島の子ども45%甲状腺被ばく
2011年 07月 06日

福島第一周辺の子
1000人調査
甲状腺微量被ばく45%
2011.7.5
東京新聞 朝刊
東京電力福島第一原発の事故で、国の原子力安全委員会は四日、三月下旬に福島県内の第一原発周辺の市町村に住む子供約千人を対象に行った放射線被ばく調査で、45%の子供が甲状腺に被ばくしていたことを明らかにした。安全委の加藤重治審議官は「精密検査の必要はないレベル」と話している。
調査は国と同県が三月二十六~三十日に、甲状腺被ばくの可能性が高いと予想されたいわき市、川俣町、飯舘村で、ゼロ~十五歳までの千八十人を対象に実施。45%の子供に被ばくが確認された。
安全委によると、最高値は毎時〇・一マイクロシーベルト(一歳児の甲状腺被ばく量に換算すると年五〇ミリシーベルト相当)に上ったが、99%は毎時〇・〇四マイクロシーベルト以下。同様の換算で年二〇ミリシーベルトに相当するが、加藤審議官は四日の記者会見で「換算するには(調査の)精度が粗い。精密測定が必要な子供はいなかった」と述べた。
国際放射線防護委員会(ICRP)勧告では、年間一〇〇ミリシーベルトの被ばくで発がんリスクが0・5%高まるとして、同量を緊急時の年間被ばく限度としている。今回の調査でも一〇〇ミリシーベルトを基準とし、一歳児の甲状腺被ばくの年換算でこれに相当する毎時〇・二マイクロシーベルトを超えた場合、精密検査をする予定だった。
国が国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書では、千八十人の子供の甲状腺被ばくを調査したことを記しているが、何割の子供が実際に被ばくしていたかは明らかにしていなかった。
45%の子供が微量被曝
1千人対象の甲状腺調査
2011.7.5
産経新聞
福島第1原発事故で、原子力安全委員会は5日までに、国と福島県が3月下旬に実施した15歳までの子供約千人を対象にした調査で、約45%の子供が甲状腺被曝を受けていたことを明らかにした。ただいずれも微量で、安全委は「政府として精密検査の必要はないと判断した」と説明している。
調査は3月26~30日、福島県いわき市、川俣町、飯舘村の0~15歳の1080人にサーベイメーターで実施。甲状腺被曝は約45%でみられ、実測の最高値は、1歳児の年間甲状腺被曝線量で50ミリシーベルトに相当する毎時0.1マイクロシーベルトだった。
ほとんどは毎時0.04マイクロシーベルト以下で、年間被曝線量に換算できないレベルだった。基準値として設定した毎時0.2マイクロシーベルトを超えた子供は専門機関で精密検査を行う方針だったが、対象者はいなかった。
この調査については、国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書に記載があるが、詳細は示されていなかった。
福島の子ども45%甲状腺被ばく
精密検査不要と安全委
2011.7.5
共同通信
福島第1原発事故で、原子力安全委員会は5日までに、国と福島県が3月下旬に実施した15歳までの子ども約千人を対象にした調査で、約45%の子どもが甲状腺被ばくを受けていたことを明らかにした。いずれも微量で、安全委は「精密検査の必要はないと判断した」と説明している。実測値のほとんどは年間被ばく線量に換算できないレベルだった。
福島原発
周辺の子供の45%が
甲状腺被ばく
2011.7.6
朝鮮日報
福島第1原子力発電所周辺の子供の45%が甲状腺に被ばくしていたことが分かった。日本のメディアは5日「原子力安全委員会が3月下旬に福島第1原発の近くのいわき市、川俣町、飯舘村などに居住する0-15歳以下の子供1080人を対象に甲状腺被ばくの有無を調査した結果、調査対象者の45%が被ばくしていたことが確認された」と報じた。
原子力安全委員会は「最大被ばく量は毎時0.1マイクロシーベルト(年間換算50ミリシーベルトに相当)で、ほとんどの子供たちの被ばく量は毎時0.04マイクロシーベルト(年間換算20ミリシーベルト)以下。この程度の被ばく量なら健康に影響がない」と述べた。
日本政府は、毎時0.2マイクロシーベルトを超える場合は精密検査を受けるようにしている。年間100ミリシーベルトの被ばくで、がんになる危険性は0.5%高まる。100ミリシーベルトは、緊急時の年間被ばく量限度だ。
放射性ヨウ素にさらされると、ヨウ素が甲状腺に入って甲状腺を破壊、5年以上の潜伏期を経て、甲状腺がんを起こす可能性がある。チェルノブイリ原発事故の放射性降下物にさらされた子供のうち、これまで約6000人が甲状腺がんの診断を受けたという研究報告もある。
ヨウ素剤をあらかじめ服用すると、甲状腺にヨウ素が十分に含まれ、放射性ヨウ素が甲状腺に入るのを防ぐことができる。しかし、日本政府は、ヨウ素剤を子供たちに配布していない。
放射性物質が現在も福島原発から引き続き流出している上、茶や野菜といった農水産物からも放射性物質が検出されていることから、市民団体は「政府が積極的な対策を立てるべき」と主張している。
「子どもたちを放射能から守る 福島ネットワーク」という市民団体が同日、避難対象地域でない福島市内4カ所の土壌を調べたところ、1キロ当たり1万6000-4万6000ベクレルのセシウムが検出されたと発表した。同団体は「これはチェルノブイリ原発事故時の強制移住基準を上回る数値。住民が自主的に避難できるよう、政府は支援しなければならない」と主張した。
原発事故後、福島在住の女性の母乳からセシウムが検出され、子供と青少年の尿からも放射性物質が微量検出されている。東京大学の小佐古敏荘教授は「子供のための被ばく基準を原発の敷地内で働く人々とほぼ同じレベルで適用している」とし、日本政府の対策は安易だと批判した。
一方、日本政府は「福島県内の学校など約2700カ所に放射性物質の濃度を常時測定できる装置を年内に設置する」と発表した。



scotomascotoma

morisatoshi1965

ToshiF

TheNaganeko

kamenoko8

kaichiriku0328

raceover

kaichiriku0328

現場を満足に見ようともせず、官邸に引きこもって机の上でのつじつま合わせばかりやっている。IAEAほか諸外国への応対もまた同じ。宮崎口蹄疫の時もひどかったが、今回の東北大震災の対応は輪をかけてひどすぎる。
今後も何か事件が起きるたび、国民は絶望感に打ちひしがれるのだろう。自民党政権は、いろいろ問題はあったが、被災地に対してこれほど冷たい対応はしてこなかった。
mhamad1956

tmbp007

marukido3

rhythmsoulful

rhythmsoulful

Katyamila4

また、被爆した福島原発周辺住民に対し、直ちに追跡調査を実施し手厚い手当をするべきでは無いのか(特に感受性の強い子供達)。改めて、憤りと強い怒りを感じる。
MARSHIP

5年後、10年後にチェルノブイリをはるかに越える健康被害が予想されていますがそのときも大手メディアは報道しないのでしょうか?
ここは民主主義で国民が主役の国家ではなかったのですか?それから、世界が驚くひどい暫定基準値はいつまで適用するのでしょうか?いい加減に震災前の基準に戻すべき!
sjunchan

ASDFG123454811

yumekibou6842

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