★【youtube 検証つき】:霊の声が入った音楽の謎
2011年 07月 03日

霊の声が入った音楽の謎
2011.7.1
excite
とあるヒット曲をよく聞くと、霊の声が入り込んでいる……。そんな都市伝説を聞いたことがある人も多いはず。レコーディング中に異世界の者の声が紛れ込み、そのままCDやレコードに収録されてしまったという都市伝説です。

教えて!gooで調べてみると、こんなQ&Aがありました。
「霊の声が入ったCDの科学的検証」
霊の声が入っているという楽曲に関して「どういう説明をされているのか知りたい」という質問者さん。質問者さんによれば、有名なもので、
・かぐや姫のライブ収録曲に女子高生の声
・レベッカにCDに「せんぱい」と女性の声
・岩崎宏美の「万華鏡」という曲に男のうめき声
・B'zのCDに変な声が入っている
などがあるとか。何度かテレビなどで取り上げられているので、いくつかは聞いたことがあるという人もいるかもしれません。回答を寄せていたkenny1031さんによると、この件にはこんな仮説があるそうです。
「もうずいぶん前に見た『検証番組』では、某大手レコード会社のスタジオは、とても有名な『心霊スポット』の近くにあるため、そのような現象が起こりやすい、としていました。それによると、レコーディングの際にマイクと録音機材を接続しているコードが、あたかもラジオのアンテナの役割を果たして『霊』の声を受信してしまい、マイクから入力された音声信号とともに録音機材へ送ってしまう、というものでした」(kenny1031さん)
しかし、と前置きした上でkenny1031さんは続けます。「しかし、その頃のレコーディングは、多チャンネルアナログテープによるものが主流で、最終的にミックスする際のトラックの選び間違いや消し忘れなども少なくなかったと聞いています」(kenny1031さん)
つまりアナログ手法による人為的なミスが「霊の声」の正体だということでしょうか。たしかに最近のヒット曲で「霊の声が入っていた」といううわさの曲がないのは、録音機材がデジタル化したせいなのかもしれません。
その他にも「霊の声ではない」派の意見としてこんなものも。
「>岩崎宏美の『万華鏡』という曲に男のうめき声
収録時外国人男性のバックコーラスが入っていたが、トラックダウンのときに入れないことになったのが薄く残ってしまった。
>レベッカにCDに「せんぱい」と女性の声
声の主はノッコ」(hikki-hikkiさん)
NOKKOさんが誰のことを「せんぱい」と呼んでいたのかはちょっと気になりますね。

また、こんな情報もありました。「かぐや姫のライブのは、『オーディエンス用のマイクは天井部分にあり、観客の声が入ることはありえない』という解析をしていたのは聞いたことがあります」(salsa_taxiさん)
かぐや姫の解散ライブ盤に入っている声というのは「私にも聞かせて」というもの。若い女性の声で、これを逆再生すると「私も行き(生き)たかった」と聞こえるとか。解散ライブを待たずに病気で亡くなったファンの女性の声ではないかという説もあるそうです。
もしこれが本当だとしたら、この女性も最後の最後にかぐや姫と共演することができて、むしろ天国で喜んでいるのかもしれませんね。
2分13秒~14秒にかけて「せんぱぁ~い」という少女の声

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