★【詳細解説あり】:東京電力でんこちゃん一家が逃亡か?公式ホームページが消滅
2011年 06月 18日
東京電力
でんこちゃん一家が
逃亡か?
公式ホームページが消滅
2011.6.18
excite
東京電力のイメージキャラクター・でんこちゃん。キュートな風貌と明るい性格で、電気についての知識や情報を、CMやサイトで教えてくれる人妻だ。でんこちゃんには家族や親戚、そして飼い猫がおり、多くのファンがいるキャラクターでもある。
そんなでんこちゃん一家が逃亡したのではないかと、一部のファンから声があがっている。当編集部の調査では、2011年5月10日にはでんこちゃん公式ホームページが存在していたことが判明している。
しかし同年6月17日に同サイトを調べてみたところ、でんこちゃんのすべてのホームページが消滅していることが判明したのだ。東日本大震災以降、東京電力に対する風当たりが強く、あらゆる部分に対して批判の声が寄せられている。
そんななか、コミカルなでんこちゃんをホームページに掲載するべきではないと考えたのだろうか? とにかく、でんこちゃんファンにとって非常に悲しい事実なのは確かだ。
ちなみに、でんこちゃんの義理の弟に分電盤次(ぶんでんばんじ)というキャラクターがおり、彼の公式プロフィールには「フリーター。ネットサーファー。電気をいっぱい使う」とはっきり書かれている。確かに、節電すべき時期にこのキャラクター設定は不適切かもしれない?
参照元: 東京電力でんこちゃん一家
でんこちゃん
詳細
でんこちゃんは本名を分電でんこ(ぶんでん - )といい、1987年にパンフレットにて初登場。その後、省エネキャンペーンのキャラクターとして起用され、電気を無駄遣いしている映像に「じゃん!」と登場し「電気を大切にね」と呼びかけるというコマーシャルが1991年から放送され一気に知名度を上げた。
声の担当は当初は渡辺信子であったが、2004年からは乙葉に交代している。また、菅野よう子が作曲と歌を担当したものもある(「でんこの日時計」等)。設定上は主婦なのにも関わらずCMやパンフレットなどではOLや小学生の格好で登場したこともあった。現在では、省エネ関連以外のCMにも登場している。最近では夫、分電盤太(声: 八嶋智人)もCMに登場している。
2007年1月から、従来の省エネ関連の広報テレビCMシリーズ「でんこの電気日記」に加え、電気の疑問について博士・平賀源在が詳しく説明するシリーズ「でんこと博士のはてな電気」が、新聞広告とテレビコマーシャルで展開されている。ちなみに、現在は「電気と仲良くね!」にメッセージが変更されている。
関東地方・山梨県・静岡県では有名なCMキャラクターの一つであるが、東京電力の営業エリアでしか放送されていないので、それ以外の地域での知名度は極めて低い。インターネット博覧会においてはパビリオンコンテンツとして公開された。また、広報誌「グラフTEPCO」に『ぶんでんでんこ』というタイトルで4コママンガを連載しており、ここには「内田春菊」と作者名がクレジットされている。でんこちゃん関連グッズは、かつて東京電力関連のイベントや発電所の見学会等で配布されるだけだったが、後にTEPCO PR館などで販売されるようになった。
でんこちゃんの家
電柱市電線町の赤い屋根の家
でんこちゃん一家の登場人物
分電でんこ(ぶんでん でんこ)
主人公。親の血を受け継いで少々慌て者であるが、いつも好奇心旺盛。
分電盤太(ぶんでん ばんた)
でんこの夫。機械に強い技術系のサラリーマン。愛妻家で、いつも妻のことを心配してくれる。
分電盤次(ぶんでん ばんじ)
盤太の弟で、自称フリーター。ネットサーファーで、電気を浪費する。金色に染めたスポーツ刈りの髪の毛と日焼けしたような小麦色の肌が特徴的。物語では米国で働かないかと勧誘を受けたことがあるが、実は英語を話せない。
暮野道成(くらしの みちなり)
商社マンで、ヨーロッパ(フランス、コート・ダジュール)、その後8月からオーストラリアに単身赴任。物語の終わりごろクリスマス・イヴに帰国する。家族思いな性格で、体格的に小太り。盤次のメール友だちでもある。
暮野ちえ(くらしの ちえ)
盤太の姉で、道成の妻。子供はいるものの、仕事に厳しいキャリアウーマン。
暮野エコ(くらしの えこ)
道成の一人娘。勝ち気な性格であるが、実際には父親が海外、母親が多忙のため寂しいようす。
分電盤太郎(ぶんでん ばんたろう)
盤太の父。学者肌で、小学校の教頭先生。実は陰で何かと工夫している。エコはこの盤太郎のことを「じーじ」と呼ぶ。
分電のどか(ぶんでん のどか)
盤太の母。おっとりした性格で、甘い物が大好き。一人称は「あたし」。
でんこの両親
そそっかしいけど娘思いの優しい父と、おっちょこちょいだけど着物姿が特徴的な母からなる夫婦。でんこがお盆に里帰りした際に一緒にでんこの故郷に向かったエコを彼らが出迎えてくれる。
ニャモコン
分電家のペットの猫。生まれたときは体が弱く、電気ヒーターにもたれかかっていた。一人称は「私」。
(wikipedia)
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