★治安の悪い国での危機回避実体験記1⇒警察官は悪だ!
2004年 11月 07日
私は治安の悪いメキシコに2年暮らし、いろいろな危機的な体験をしました。治安の悪い国の怖さを知っていただきたく、外務省も旅行ガイドも教えてくれない、裏事情を実体験を元に何回かにわけて載せたいきたいと思います。
警察官にまつわるさまざまな悪のエピソードを・・・
警察官は薄給なので、誰もなろうとはしない。なっているのはどうしようもない教養も道徳観もない人ばかりだ。世間一般の道理など通用するはずもなく、職務でピストルを持っているから恐ろしい。
ワイロなどどこの国でもある話だが、治安の悪い国でのその効力は大きい、ワイロを渡せば駐車禁止区域だろうが、どこだろうが、警官は駐車を許可し、本人が戻るまで車を守り、窓拭きまでしてくれることもある。
交通事故で亡くなってしまったり、植物人間になどなってしまったら大変だ。車が事故で炎上しなくても身元不明の遺体として搬送されてしまうことも多い。なぜか?・・・警察官が被害者の身元の特定となる、バックや財布・カード・時計を含む宝飾品など全て盗んでしまうからだ。これくらいの非道なことはごく当り前、日常茶飯事だ。
私物を盗まれることを想定し
身元が分かるようにしておく!
私の場合は国籍・住い・氏名・年齢・血液の打ち込んであるプレートチャームを下着につけておいた。プレートネックレスをしておいても良いのだが、それですら盗んでいくこともあるので内部につけておいた方が懸命だ。外国で無念仏にはなりたくない。
ある日、電車を下り改札から出ようとすると警察官に呼びとめられた。警察官はジョークではなく、「僕とお茶しないと改札からでることを許可しない」というのだ。横暴極まりない、だからといって、日本のように「訴えてやる!!」なんて騒いだら、公務執行妨害や偽りの理由で(公務執行妨害ではないのだが)銃弾を打ちこまれるか、叩かれどこからに連れていかれる可能性が非常に高い。そういうお国柄だ。
機転をきかせ、スペイン語のわからない気のふれた女性を演じ、何を言われても「タコスはうまい」を空を見上げるようにして言い続けた。警察官は驚いた顔をし「こいつは気がふれてる」と一言・・・。その一言を聞くと改札と反対側のプラットホームに向きをかえ、ぶつぶつ言いながらその場を離れ、到着した電車に乗り難を逃れた。国が違えば日本の常識・良識など通用しない、日本流儀では危機回避はできない。
綾戸智絵さんというジャズシンガーがいるが、この方のアメリカでの危機回避の面白いエピソードをTVで聞いたことがある。(ある夜)彼女は帰宅途中に、ボブサップのような大男にレイプされかかったという。このままではレイプされ、下手すれば殺されてしまう・・・そこで思いついたのが次のような回避だった。なんと彼女は襲われかかると、おしっこをジャーともらしたのだそうだ。「わぁ~汚い女」だとレイプをする気をなくさせるための手段であった。たまたまではあるが、それが幸をそうして男はレイプをあきらめ立ち去ったのだ。
日本では、私のとった行動や綾戸さんのとった行動はアホな行為だと思われがちだが、アホな行為であっても命にはかえられない。きれい事など言ってられない。(ただし、私や綾戸さんのとった回避方法がベストとは言えませんこともご理解下さい。)
それなりの覚悟と備えが必要だ!!
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