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by amor1029
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★【 冤罪事件 ファイル】 経営する旅館が放火されたのに自分が容疑者に

★【 冤罪事件 ファイル】★和歌山県串本町の旅館「御宿夏祭り」の離れ形式の客室2室が全焼し別棟2室の一部が燃えた放火事件。警察は火災保険を詐取する目的で放火したと経営者の三好なるみさん(当時43歳)を逮捕・・・詳細は「知識の泉 Haru's トリビア」をご覧下さい!!/キーワード:冤罪事件, 冤罪ファイル, 冤罪 意味, 冤罪 死刑, 冤罪 映画, 痴漢 冤罪 事件, 痴漢 冤罪 弁護士, 痴漢 冤罪 回避 , 痴漢冤罪被害者救済ネットワーク


★【 冤罪事件 ファイル】 経営する旅館が放火されたのに自分が容疑者に_a0028694_8402016.jpg

  
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経営する旅館が放火されたのに
自分が容疑者に  

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旅館放火事件

'08年5月21日午後9時半頃から約1時間の間に和歌山県串本町の旅館「御宿夏祭り」の離れ形式の客室2室が全焼し別棟2室の一部が燃えた放火事件。警察は火災保険を詐取する目的で放火したと経営者の三好なるみさん(当時43歳)を逮捕。三好さんは全面無罪を主張するが、一審は懲役6年の実刑判決。現在控訴審が争われている。また'10年9月、三好さんの父親(82歳)が「判決に不満」と検事の左腕を刺し逮捕された。


'08年7月に放火犯として逮捕された三好なるみさん。5月の放火事件までの3か月の間に、彼女の経営する旅館で6件の不審火を含め不可解な事件が起きていた。2月11日にスタッフ数人が退職することになると、2月11日に三好さんの経営する「ネピアル」という旅館の厨房とレストランが燃え、17日には「ネピアル」の宿泊棟が燃えた。


さらに23日には「ネピアル」の管理棟、3月27日には旅館「御宿夏祭り」の裏の畑、4月1日には旅館「かぐや姫」、4月13日「リージェンシー」の寮と、火災が続いた。さらに「満室の時に水のタンクが壊され」「ネットに悪意の書き込みが続いた」なかで今回の逮捕容疑の5月21日の事件となった。


この6件の不審火について、三好さんは事件の起きたときに東京や西宮にいたので「アリバイが成立している」という。そんな目に遭いながら、この2月から5月までの間、三好さんは何をしていたのか。「私はたいへん身に危険を感じ、何度も警察に相談に行きましたが、まったく相手にしてくれませんでした」と言う。


彼女はこの当時、従業員からこんな話を聞いていたという。「不審な事件にスタッフ全員が脅かされていて、そのために退職していくようです。宿全体の安全管理はしっかりとしてほしい」


警察が「保険金目当て」とした動機について、弁護側は火災に遭った客室には「抵当権が設定されており、もし火災保険が支払われたとしても『夏カンパニー』(三好さんの経営する会社)に支払われることはない」から「被告人が火災保険金目当てで本件犯行を行うことなどはありえない」と主張する。抵当権が設定されている場合は抵当権者のもとに保険金が渡ることになるそうだ。


刑事が自白を強要
それがトラウマに


この事件で犯行と三好さんを直接結び付ける証拠はない。そのなかで特に重要視されたのが放火後に客室で発見された三好さんの指紋のついたポリ袋だ。しかし、三好さんはこう主張する。


「消火作業が終わった後、ボヤで済んだ客室に行きました。そのときバケツに躓き、手を突いてポリ袋に触れたのです。これ以外にこのポリ袋に触れる機会は実質的にありません」


また弁護側は「現場にはゴム手袋が残っていて、犯人は当然このゴム手袋を使用して犯行を準備したはずなので、1か所だけ被告人の指紋が残っているのは不自然」と指摘する。事件から2か月後の7月11日に逮捕された三好さんの取り調べは過酷を極めたという。


「大きなクマみたいな刑事が机やイスを蹴飛ばし、大声で怒鳴り自白を強要されました。それがトラウマとなり、今も涙が止まらず息ができなくなり、机やイスが飛んでくるのが見えるのです」



三好さんは切々と無罪を訴える。

「黒字経営で税金の滞納も一切なかった会社なのに、たかが4000万円の火災保険を目的に火をつけたなどと主張する検事を疑います。売り上げは年間3億円以上あったのです。


父は冤罪を世間に訴えるために、検事の左腕を刺して10日間のけがをさせてしまいました。肺がんの治療中なのに家を守ってくれている母や、私を支え励ましてくれる家族のためにも無罪を勝ち取りたい。


逮捕から今まで、奪われたものが多すぎる。特に一人息子との大切な時間は本当に取り返しがつかない。それでも私は一日でも早く家に帰りたい。家族のところに帰りたい」と。





★【 冤罪事件 ファイル】 経営する旅館が放火されたのに自分が容疑者に_a0028694_8415176.jpg

2010年8月2日
串本の旅館放火
経営者の女に
懲役6年実刑判決

和歌山放送ニュース
 

おととし(2008年)自分の経営する串本町内の旅館に放火したほか、ハローワークからの紹介で従業員を雇用したように装い、国の助成金をだまし取ったなどとして、非現住建造物等放火や詐欺などの罪に問われた女に、和歌山地方裁判所は、きょう(2日)、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。


判決によりますと、東京都品川区に住む、有限会社「夏カンパニー」代表・三好(みよし)なるみ被告45歳は、おととし(2008年)5月21日の夜、経営する串本町和深(わぶか)の旅館で、客室のふとんに灯油をしみ込ませたタオルなどを置き、ローソクで火をつけて2部屋を全焼させるなどしたほか、すでに雇用していた女性従業員をハローワークの紹介で新規雇用したかのように装い、国から助成金をだまし取りました。


裁判で三好被告はいずれの罪についても否認していましたが、和歌山地方裁判所の柴山智(しばやま・さとし)裁判長は「経営者の立場を利用した計画的で悪質な犯行だ。被告は弁解に終始して反省の態度がない」などと厳しく指摘し、検察側の懲役7年の求刑に対して、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。


三好被告は、判決理由の朗読の途中、突然つけていた補聴器を検察官に向かって投げつけて「うそつき」などと泣き叫び、15分ほど休廷するハプニングがありました。




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by amor1029 | 2011-06-07 08:52 | 冤罪・暗殺・陰謀