孫正義氏が韓国で企業情報を保管する事業を、その狙いは?
2011年 06月 03日
孫正義氏が
韓国で企業情報を
保管する事業を、その狙いは?
2011.5.31
toki1
(企業情報 韓国で保管する事業 NHKニュース 2011.5.30より)
韓国に企業情報を保管する事が、なぜ日本がもしもの時の安全につながるのか全く理解できない。
東日本大震災をきっかけに企業が社内情報などを分散して保管する動きが広がるなか、大手通信会社の「ソフトバンクテレコム」は、韓国最大の通信会社と提携して日本企業の情報を韓国のデータセンターで保管する事業を始めることになりました。
発表によりますと、ソフトバンクテレコムは、韓国最大の通信会社「KT」と合弁会社を設立して、韓国のデータセンターで日本企業の社内情報などを保管するサービスをことし7月から始めます。
両社は、韓国のプサンに新たにデータセンターを建設するとともに、九州と韓国の間で専用の通信回線を設置することにしています。両社によりますと、韓国では日本よりも電気料金が安いためデータセンターの利用料金を比較的安く設定できるということです。
東日本大震災をきっかけに企業の間ではバックアップのため社内情報などを分散して保管する動きが広がっています。ソフトバンクグループの孫正義代表は「海外にデータセンターを持つというのは、日本で大規模な災害などが起きた際に企業の事業を継続するうえで重要な戦略になると思う」と話しています。
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震災以来、何かと話題の多いソフトバンクグループの孫正義氏の動きは早かった。
まず孫氏はは3月22日福島県の避難所を訪れ、被災者数万人への携帯電話の無償貸与に加えて、震災孤児対象に18歳までの通信料の完全無料化を表明。
続いて4月3日には100億円を東日本大震災の復興支援金として送ることを表明。続いてはソフトバンクから受ける役員報酬を、震災で両親を亡くした孤児の支援として生涯寄付すると発表し国民を驚かせた。ソフトバンクも法人として震災に対し10億円の寄付を決定した。
ネットには「孫氏を次期首相に」などとの書き込みが溢れた・・・。
孫氏は、「知って行動せざるは罪」と語り、「原発は安全ではなかった日本国民だけならず、世界中の人がその事実を知ることとなった」とし、ポケットマネー10億円で"自然エネルギー財団"を設立しエネルギー政策転換を促進することを表明した。
4月14日夜には、復興に頭を悩ます菅首相と3時間近く会食しエールを送り、エネルギー政策の抜本見直しを掲げる菅氏と意気投合している。
さらに、4月21日には、福島第1原発事故を受け、全国10カ所程度で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を検討し、埼玉県や近畿などの7府県でつくる関西広域連合が協力に名乗りを上げていることが分かった。
孫氏の一連の動きを注視すると、まず圧倒的資金力で民意を引き付け、首相に直接提言する環境を作り上げ、各地域の知事にも自らの出資を表明し興味を抱かせるという強かさを見せている。
そして今度は、韓国最大の通信会社と合弁会社を設立し日本企業の情報を韓国のデータセンターで保管する事業を始めると発表した。
企業情報を国外に置くことは、一つ間違えば危険極まりない行為だ、特に韓国は北朝鮮と戦闘状態にある不安定要素がある国だ。
日本とも何かと対立事項の多い国であり、永遠に友好関係が続くという保障はない。韓国は産業スパイの活動が盛んで、それを国を上げてバックアップしているお国柄である。
孫氏は、「日本で大規模な災害などが起きた際に企業の事業を継続するうえで重要な戦略になる」と語っているが、戦闘状態の北朝鮮を抱え、孫氏の自然エネルギー論と正反対の原発推進宣言を出している韓国が安全だと言う根拠は何なのか?。
そのような国に、企業情報の管理・保管を委ねることの危険性は、まかり間違えば亡国の道であり、今後大いに議論を呼ぶだろう。
そして、孫氏の電力事業への尽きない意欲は以前から囁かれいたが、原発全面廃止へ世論を誘導し、自然エネルギー発電推進を掲げ、電力会社の一角に食い込もうとの思惑と、孫氏の第2の故郷韓国の「日本を原子力事業から全面撤退させたい」との思惑ともリンクしている可能性がある。
韓国では、今後もより安全な原発の開発を目指すと宣言し、海外受注でも菅政権が原発事故で今後のエネルギー政策の白紙見直し表明した今がチャンスだと位置付けているからだ。
どことなく胡散臭さを漂わせながら、発信力を強める孫氏の動向には今後とも注目だ。
韓国メディアでは、「我が同胞の孫正義氏が日本の首相になる日は近い」との報道が踊っている。
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