★ヘッドギアで天才になれる⇒検証されたその有効性!!
2004年 11月 05日
(hotwired)
2002年、オーストラリアの科学者、アラン・スナイダー博士とイレイン・マルカヒー博士によって、脳の機能を向上させる新しい機器、『シンキング・キャップ』(考える帽子)を発明されていた。
磁気の使用で脳の創造的な機能が向上する可能性があることを証明されたという。この機器は、経頭蓋磁気刺激(TMS)を用い、言語や短期記憶をつかさどる左脳の機能を一時的に停止させることができるのだ。
映画『レインマン』でダスティン・ホフマンが演じた『天才的な自閉症者』のサバン症候群に関する研究が基となった。
非常にめずらしい疾患で,患者は自閉症などのさまざまな発達障害をもつが,そうした精神的ハンディキャップにもかかわらず,驚異的な能力と才能を発揮する。サヴァン症候群は自閉症患者の10人にひとり,脳損傷患者あるいは知的障害者の2000人にひとりの割合でみられる。サヴァンと判明した患者のうち少なくとも半数は自閉症で,残りの半数にも他の発達障害がみられる。
驚異的な能力とは?
ある患者はピアノのレッスンも受けたことがないのに、数時間前にテレビで初めて聞いたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を,ためらうことなく完璧に弾きこなしてしまう。
また他の患者は7600冊以上の本を丸暗記していて,米国の都市や町をつなぐ幹線道路を空でいえる。すべての都市の市外局番,郵便番号,その都市をカバーするテレビ局や電話会社名も記憶している。
他にも、定年を迎える65歳の誕生日は何曜日になるのかをたちどころに教えてくれ、どんなに古い曲の題名も言い当てられ、しかも作曲された年月日,初演日,作曲者の生誕地に誕生日,死亡した日まで知っていたりする。
スナイダー博士の考えによると、サバン症候群の人が驚異的な能力を獲得できるのは脳の管理機能に障害があるためであり、したがって脳の管理機能を抑制すれば、自閉症でない人々も天才的能力を得られるという。一方トレッファート博士の考えでは、サバン症候群の人は単に左脳に障害があるために右脳を多く使用しているだけだという。理論的には誰でも左脳以上に右脳を使うことはできるが、私たちはそのような訓練をしていないだけだそうだ。
そこで、経頭蓋磁気刺激(TMS)を使うことによって、誰もがこのような初期処理を行なえるようになリ、TMSが左脳の神経細胞の電気信号を抑制することにより、サバン症候群の脳の活動パターンを一時的に模倣できるとスナイダー博士は語る。
スナイダー博士らの発明の『ヘッドギア』の効果を検証!!
オーストラリアのフリンダーズ大学のローバイン・ヤング博士とアデレード大学のマイケル・リディング博士がスナイダー博士の仮説を検証したところ、TMSを施された被験者の芸術的才能は向上することが判明した。
ヤング博士は、17人の志願者に短期記憶や言語能力をつかさどる左脳の前頭側頭部の機能を抑制する実験を行なった。その結果、TMSを使って前頭側頭葉の機能を最も効果的に抑制できた5人は、能力の著しい向上が観察された。
また、あるジャーナリストに行なった模擬実験でも、被験者に何度か刺激を与えたところ、刺激を与えられている間に被験者が描いた絵は、あらゆる場合において通常より優れたものとなった。だが刺激をなくすと、絵は平凡なものになるという結果がでた。
『私たちは左脳社会に生き、左脳によって支配されているため、より原始的な右脳の機能をないがしろにする傾向にある。自閉症でない人も訓練によっては、天才的な右脳の能力をいくらかは獲得できるが、同じレベルにはなれないと考えている。』とトレッファート博士は語る。
何年も先になるそうだ。
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