★JA全農福島の臨時せり 避難へ繁殖牛出荷 子牛含め383頭取引
2011年 05月 31日

JA全農福島の臨時せり
避難へ繁殖牛出荷
子牛含め383頭取引
2011.5.27
agrinews
福島県の計画的避難区域内の和牛の繁殖雌牛と子牛の臨時せりが26日、本宮市で開かれた。繁殖雌牛と子牛合わせて385頭が上場、383頭が取引された。
繁殖能力の高い雌牛も出荷され、平常より高く取引された牛もいた。せりは飯舘村など同区域の農家が牛を手放し5月中に避難しやすくなるように、JA全農福島が臨時に開いた。
取引されたのは繁殖用の妊娠牛156頭と成牛125頭、子牛102頭。若くて繁殖能力が高い雌牛や4~8カ月齢の幼い子牛など、通常のせりには出荷されない牛が取引された。
平均価格は繁殖用の妊娠牛が44万2737円で、平常より10万円ほど高かった。それ以外の繁殖雌牛は29万5464円だった。
県内のJAなどで組織するJAグループ東京電力福島第1原子力発電所原発事故農畜産物損害賠償対策福島県協議会は、せりで販売した価格が平常より下落する「風評被害」分などは賠償請求する方針だ。下落分をどう算定するかは検討中だ。

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