★深田歩さん(小3)の「花ふんそうじき」がインパクトのある構図で高い評価を受け、最高賞に!!
2011年 05月 30日

第33回
"未来の科学の夢絵画"展
小中学校の部 深田歩さん(小3)
「花ふんそうじき」が
発明協会会長賞
2011.5.29
iwate-np
発明協会(豊田章一郎会長)主催の第33回未来の科学の夢絵画展小中学校の部で、水沢南小3年の深田歩さんの「花ふんそうじき」が最高賞の一つ、発明協会会長賞に選ばれた。
自身と家族が悩まされる花粉症撃退の道具が欲しいと発案。独創性とインパクトのある構図で高い評価を得た。
同絵画展は子どもの科学的探求心を養うことを目的に開催され、小中学校の部は全国から9483点の応募があった。深田さんは初挑戦で11ある最高賞に輝いた。
深田さんの作品は、鼻を強調した顔の絵に、鼻穴の中で花粉を吸引する小型掃除機を描いた。機器本体の網の目状は太陽電池を表現するなどエコも意識している。
自身や父母が花粉症で「こんなのがあったら悩まされずに済む」と発案。両目が左右対称でないのは「偶然だけれど、かえって迫力が出た」と振り返る。
「ものを作るのが好き」という深田さんは小学2年から奥州市水沢少年少女発明クラブ(柳田善雄会長、会員42人)に通い、絵画や工作、企業見学に励んでいる。
同クラブの小幡直士事務局長は「アイデアと構図が素晴らしい。一緒に活動する子どもたちの大きな励みになる」とたたえる。
表彰式は4月に都内で行われたが、東北新幹線が復旧せず、欠席した。深田さんは「うれしいと同時に次の出品はプレッシャーに感じる。便利なものを身近なところから探して描いてみたい」と創作意欲を高める。
本県の優秀賞、奨励賞は次の通り
◇優秀賞 佐々木翔真(北上・江釣子小)
◇奨励賞 佐藤翔太(北上・飯豊小)鈴木セナ(奥州・白山小)村中健太郎(北上・黒沢尻東小)
【写真=発明協会会長賞を受賞した「花ふんそうじき」】

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