★福島原発1号機に放射性物質が「見える」カメラを 導入!!
2011年 05月 22日
福島原発1号機に
放射性物質が
「見える」カメラ 導入!!
2011.5.20
TBS
日々、困難な作業を強いられている福島第一原発。そこに20日、「秘密兵器」が投入されました。見えない「放射性物質」を見えるようにするカメラです。
画面いっぱいに広がる赤いまだら模様。気温を測るサーモグラフィーのように見えますが、そうではありません。これは「放射性物質」の濃度を示しているのです。日々、困難な作業を強いられている福島第一原発。そこに20日、「秘密兵器」が投入されました。見えない「放射性物質」を見えるようにするカメラです。
放射性物質がないところでは青いですが、放射性物質に近づけると画面が赤くなります。この「ガンマカメラ」を使うと、放射性物質の濃度分布が画面に表示されます。
通常は医療用として使われていますが20日、東京電力は作業員が1号機の原子炉建屋内に「ガンマカメラ」を持ち込み、放射性物質濃度の測定を行ったと発表しました。今後の冷却作業を行う上での手助けになるといいます。
「こちらの装置ですと、放射能がどこが強いかということを視覚的に知ることができるので、有効だと考えている」
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