★これがクローン猫だ!!外見も性格も同じにはならない?
2004年 10月 28日
外見も性格もオリジナル(ドナー)猫と同じとは限らない!!
『クローン猫』と聞くと、外見も性格も同じ猫であるように思われがちですが、必ずしもオリジナルの猫と同じ行動はとらないし、外見すら同じとは限らないのです。
テキサスA&M大学の動物クローニングの専門家の1人、デュアン・クレーマー教授はクローンでペットがそのまま生き返ると期待すれば、失望するだろうと語った。
専門家によると、猫の性格を決定するには、遺伝子とともに環境も等しく重要だという。また、外見をとってみても、同じ三毛猫のDNAを持っているからといって、必ずしも同じ毛の模様になるわけではないようだ。
反対してきた愛護協会のパセル氏は・・・
「クローニングでは、身体的な特徴を同じにできないだけでなく、飼い主がずっとそばに置きたいと思っている猫の行動や性格をそのまま再現することは絶対にできない。愛護施設に収容されたり救援団体に助けられたりして、飼い主を必要としている猫がたくさんいるのだから、新たな猫を生み出す戦略など、絶対に必要ない」と語る。
生命倫理学者、アーサー・カプラン氏は・・・
クローニング技術自体にも、それによって利益を得ようとする企業にも批判的立場をとっており、「動物好きがペットに愛着を持つのは、その性格や行動を愛するからであり、免疫システムや血液型を規定する遺伝物質とは関係ない」というのが、カプラン氏の意見だ。
している、米国サンフランシスコのベンチャー企業
「ジェネティック・セービング・アンド・クローン」は・・・
同社ではクローニングでペットが生き返るわけではないことをペットの飼い主に説明しており、自分のペットと全く同じ動物が得られると期待しているのが明らかな客は断っているという。
クローニング技術はうまく活用すれば、そのペットに特有だと飼い主が考える遺伝子を複製でき、血統がはっきりしないため同じ交配が望めない個体や、卵巣摘出や去勢によって仔を生ませることができない個体の場合にはとくに有効な手段になると語っている。
1匹5万ドル(約550万円)だ。
残念ながら、クローン犬はまだ成功していないそうだ。
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