★動物に言葉を教える方法・・・・ゾウ⇒ラクダ⇒犬
2004年 10月 27日

脳の機能が劣るからではない。
動物が言葉を話せない(発する)のは、脳の機能が人間に比べて劣るからでなく、声を言葉に変換する、のどの構造に問題があるために話せない。例えば、チンパンジーは人間の3歳児並の知能をもっていても、言葉を話すことはありません。
そこで日本の音響の第一人者鈴木松美氏は口の器官を上手に動かすことで、動物でも話せるようになるのではないかと推測し実験に至った。
動物の中でも知能指数の高いゾウだった。
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まずは信頼関係を結ぶ事から始め、ゾウと仲良くなれたところで、口内のトレーニングを行なった。
ゾウの口内に手を入れ、舌の動かし方を教えます。まずは「おはよう」と発音する時の舌の動かし方を何度も繰り返し教えた。
2週間の間、何度も繰り返し教えた結果、人間のようにクリアーに「おはよう」ではないものの、「オワァ~ッョ」と言えるようになったのです。
ラクダ
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ラクダは人間に非常になれているので、トレーニングもしやすく順調にはこび、ゾウよりもずっと人間に近い発音で「おはよう」と言葉らしい発音ができたそうです。
犬
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犬は「ワンワン」の他に「オンワ~」とか「モゴモゴ」とか別の発音をすることがあります。これを上手に訓練に生かすべきと考え、犬が「オンワ~」といった時に口に手を入れ、舌の動かし方を教えてみたのです。それを繰り返しているうちに、餌をほしい時にマンマと言えるようになったと鈴木氏は言う。
最初は「グーグー」とか「ブュブュ」とか言った時に舌をいじると、「ウーアー」という発音にかわるのですが、この練習を繰り返し教え、その後「マンマ」「チョーダイ」に近い発音になるように舌を動かしてあげるのです。成功させるのはあわてず、のんびりと繰り返し教えることが大切です。
ちなみに犬の場合は口の大きいコリーなどよりも口の小さいシーズーの方が声を発しやすいそうです。
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