★35人以上を食い殺したライオンは、歯痛が原因だった??
2004年 10月 24日
食い殺したライオン捕殺される。
(2004年10月19日BBCより)
今でも人々はそれを信じている。
タンザニアの人々は「その人食いライオンは人間の生まれ変わり」だといまだに信じ恐れているそうだ。ライオンに生まれ変わる人間は死後硬直がおこらず、死後硬直がないことはライオンに生まれ変わる前兆であり、そのままにしておくとライオンに変身して墓から掘りでてくる。
そこで、墓からでたてで、まだ力が弱いライオンのうちに殺し成仏させなければと、死後硬直の起らない死体は埋葬して3日間は監視をしているのだそうだ。
人を襲うようになったのには訳があった。
タンザニアはアフリカで最もライオンの数が多い。毎年、約200人が野生動物によって殺され、そのうちの3分の1はライオンによるものだ。しかし、35人以上というのは1頭のライオンによる、被害者数ではおそらく最多であり、野生動物調査官らはなぜそんなに多くを殺したのかの調査を行なった。
ひび割れた下の臼歯(きゅうし)に大きな膿瘍(のうよう)
17年間、タンザニア政府と共に野生動物保護に携わっていたコーディネーターのロルフ・バルドゥス氏は、多分ライオンは噛むと歯痛のする堅いバッファローの肉よりも、捕まえやすく噛んでも痛みの少ない人間の肉に変えたのではないかと言う。このライオンは3歳半で、 おそらく幼い頃に母ライオンから人間の狩りの仕方を学んでいたが、歯痛が起きるまではやめていたものを再び始めたのだろうとバルドゥス氏は語る。
しかしながら、人食いライオンを捕らえ、その行動を科学的に分析したことなど稀なことであり、歯痛論は科学的な証明にはならないと言う。
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