★タレント魚はこうしてつくられる。魚の算数ショーの裏話
2004年 10月 20日
水族館の魚ショーを見て、魚もこんなことができるのかと感心したことありますよね。どのような訓練をしているのか?算数ショーで魚はどうして答えをあてることができるのか?をお話しましょう!
どんな魚でもショーにでられるわけではありません。その適正があってこそ、訓練が実を結ぶのです。適正とは次のようなことです。
人になれやすいこと。
刺激に対して敏感なこと。
活発に泳ぎ回ること。
食欲が旺盛である。
丈夫で体調に波がない。
イシダイの幼魚は活発であり、好奇心旺盛で人にもなれやすく、餌もこまめに食べたがります。しかも成魚の歯ができる途中なのでものを突っつく特性もあり、丈夫で学習能力も高いのです。
輪くぐりは水槽の中に丸い輪をつり、別のところに四角い枠をつります。丸い輪の向こうにはエサを置き、通ればエサが食べられるようにしておきます。四角の枠の方は通りぬけられないようにするか、通り抜けたら罰を与えるという反復訓練を行ないます。
魚は、丸と四角の形の区別はできますし、えさを食べたいということもあり、すぐに訓練を完了できます。次はこれを複雑に組み合わせたり、不規則に並べたりして訓練を繰り返すことで輪くぐりショーへ出演できるようになるのです。
魚は赤から紫までの7色の太陽スペクトルを見分けられるので、青のランプがつくと進み、赤のランプで止まる訓練は魚にとって難しくことではありません。これも輪くぐりの要領で、エサでつっての反復訓練を行ないますが、これもすぐにマスターしまい、きちんと信号にしたがって移動します。群れで出演させても、赤信号で飛び出す魚は1匹もいません。
魚が3+4=7なんて計算ができない。これには裏があって、舞台裏に飼育員がいて、答えの数字を紫外線で照らし、魚にそっと教えているのです。ショー前の訓練で魚は紫外線で照らされたところを突っつくように訓練されているのです。魚には人間に見えない紫外線を見られる能力があるのです。
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