★ゴッホがピストル自殺前に描いていた絵、黄色にこだわる訳
2004年 10月 19日
ゴッホがピストル自殺をはかった時にかいていた絵がこの「カラスのいる麦畑」なのです。彼の作品には黄色が多用いされています。他にも代表作品「ひまわり」も黄色一色です。
ゴッホは弟テオに18年間に652通も手紙を送っています。その内容は生活費や黄色の絵の具を送ってほしいというものだったそうです。
人間は無意識のうちに、今自分にとって必要な色を選んだり、その時の感情や精神状況などを表現する色を選らぶことがあります。例えば、戦争や災害に遭った子供達に絵を描かすと、黒や灰色などの暗い色や、真っ赤な血の色を多く使います。
黄色は太陽の色であり、幸福や生命の光を感じさせます。色彩心理学的にも「希望」や「欲求」を表わしているそうです。まさにゴッホが必要なものだったものなのかもしれません。
83年に黄色のパケージの「カロリーメイト」がヒット商品となり、86年には電話帳を「イエローペイジ」とネーミングし、表紙も黄色に変わりました。88年にはファション界も「ひまわり」ブームが起ました。この時期は、日本人もようやく希望をストレートに表現できるようになった時期なのだそうです。
白黒の普通のハードルと、それに黄色の布を巻いたハードルを用意し、小学生にトライさせると、普通のハードルよりも黄色の布を巻いたハードルの跳びこえるほうが、25%もタイムが良かったという結果がでました。黄色は恐怖心を取り除く効果があるのだそうです。
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