★効くぞ効くぞアロマテラピー、効き目のある樹木の葉一覧
2004年 10月 18日

自然界の動物は病気になると、薬草を噛みますが、米国、コロラドのデンバー動物園のオラウータンのアリーは動物園で初めてアロマテラピーを受けたました。
アリーは8才の時に母親を亡くし、それ以来塞ぎ(ふさぎ)こんでいました。飼育員は毎日、アリーにローズとジャスミンオイルをかがせると、すぐに彼女は元気を取り戻したのです。
また、飼育員はユーカリとウイキョウの実の植物オイルで額、鼻、耳をこすったら、オラウータンの涙目は澄み、頻繁にでていたくしゃみも治まったのだ。
(National Geographic Magazine October 01, 2004)

熊鷹は巣作りを終えると、必ず新しい杉の葉を入れます。しかも不思議なことに毎日新しい杉の葉に入れかえるのです。

また、ある種の鳥は卵を産む時、必ず新鮮なカシの葉を敷く習慣がある。これもまたカシの葉がフィットンチッドを放出していて、これが巣を消毒することを知っているからなのです。
フィットンチッドとは植物は傷つくと、その周囲にある他の生物を殺す何かの物質を出すという現象。フィットンは植物、チッドは殺すものという意味です。とど松の葉を傷つけると、そこから発散されるフィットンチッドはブドウ状球菌、連鎖状球菌、ジフテリア菌、百日咳菌などを殺してしまう作用があります。
百日咳にかかった託児所の部屋にとど松の枝を入れた、床に散らしておくと空気中の細菌類が十分の一に減ったという調査結果があります。桜もちやカシワもちも葉に包んでいるのも祖先が発見したフィットンチッドなのです。
神奈川の衛生研究所で多種の樹木の葉を集めて、それぞれをアルコールで抽出したものについて抗菌作用を調べたものがあります。その結果は次の通りです。
ヒマラヤスギ
イチョウ
クヌギ
中程度の殺菌力
コナラ
サカキ
スダジイ
タブノキ
アラカシ
サンゴジュ
ヤブツバキ
殺菌力が少ない
クスノキ
ユズリハ
ヒラカキ
ほとんど殺菌力のないもの
ヒノキ
エノキ
ケヤキ
ソメイヨシノ
アオキ
ヤマモモ
シラカシ
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