★埋め込まれたIDチップX写真、その有効性と危険性を説く
2004年 10月 17日
IDチップ(ベリチップ)のレントゲン写真
(hotwired)
新兵器としてすでに南米で実用化?
ラテンアメリカ諸国では誘拐事件が多発しており、中でもコロンビアの事件発生件数は突出しており、毎年3000人が誘拐に遭っているという。複数の警備会社から、誘拐された場合の追跡と救出に利用できないかと打診されたのを受けて、ADS社では2002年1月24日、南米3カ国で『ベリチップ』(VeriChip)および『デジタル・エンジェル』(GPS装置)の販売契約が成立したと発表した。
「デジタル・エンジェル」のほうは、GPSとモニター装置を組み合わせた機器で、もともと、仮釈放になった受刑者やアルツハイマー患者などの居所を確認する目的で開発された。腕時計型の装置と、ベルトに装着するタバコの箱サイズの装置の2種がある。
GPSシステムは、誘拐された人の居所をつかむのに威力を発揮し、IDチップは、被害者が薬を飲まされて意識不明だったり、あるいは最悪の場合、殺されて遺体で発見されたりしたときの身元確認に役立つという。
現在、またメキシコ検事局で働く約200人の職員は、機密文書が保管されている立ち入り制限区域に出入りするため、このチップを体内に埋め込んでいる。
ADS社は2002年7月、位置追跡機能のある、動物用体内埋め込みIDチップの販売数が累計2500万個に達したと発表しました。GPSと連動して動物の所在を特定するシステムで、ペットに埋め込んだり、鮭の回遊追跡などの研究目的に利用されている。
ペット市場は、米国だけで5000万の家庭に1億5000万匹という規模があるという。デジタル・エンジェル社のペット追跡用携帯スキャナーは、世界で約7万台が利用されており、米国内だけで毎月4000匹の行方不明のペットを飼い主の元に戻すことに成功しているという。
埋め込みに反対する人々も・・・
一部のキリスト教信者は、聖書のヨハネの黙示録第13章16―18節で警告されている『獣の刻印』ではないかと恐れている。
また、プライバシー擁護派の間では、将来、本人の意志に反して埋め込まれたり、反体制的な人物の追跡に使われたりする危険性をあやぶむ声もあがっている。
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