★朝、霜が降りると、なぜ、その日は晴れるのか?
2010年 12月 03日

なぜ、その日は晴れるのか?
よく晴れていて雲のない夜には、地上の熱はさえぎるものがないので、宇宙空間へ逃げ、大地は冷え込む。その時に風が弱いと、空気はあまり動かないため、冷えた地面に接する空気も冷やされて、気温もぐんと下がる。
そして、地上付近の空気が氷点下になると、空気が湿ってる日には空気中に含まれる水分が昇華結晶して霜になる。
昔から「早朝に霜あれば、その日は晴れ」といわれるのは、本当は霜があったから、晴れになるわけではなく、よく晴れて雲のない夜だったから霜が降りたというのが正しいわけです。
なので、そんな夜が明けた1日は、おおむね良く晴れていることが多いのです。

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