★予言者の的中率は?~ジュセリーノ・ダ・ルース、タイター
2010年 12月 03日
ジュセリーノ・ダ・ルース
"未来人”ジョン・タイター
2010.12.3
excite
予言といえば、真っ先に思い浮かぶのは「ノストラダムスの大予言」。1999年7月に世界が滅びるという終末予言でしたが、ご存じの通り、世界は現在も存続中ですのでこの予言は外れでした。ノストラダムス以外にも「予言」は数多く存在しますが、はたして予言はどのくらい的中してきたのでしょうか? 教えて!gooのQ&Aから、過去の有名な予言を答え合わせしてみました。
ここ数年、予言者として有名なのはブラジルのジュセリーノ・ダ・ルース氏。
阪神淡路大震災やスマトラ島地震などを予知夢によって予言した――とのことなのですが、数年前に投稿された彼の予言に関する質問をいくつか見てみると:
「2008年8月6日→震源地東京、マグニチュード6.5の大地震」
「2008年9月13日→マグニチュード9の東海地震」
「2009年1月25日→関西地方でマグニチュード8.9の大地震」
上記のいずれも該当するような地震は起きておらず、結果は「外れ」。的中率が高いとは言いにくいようです。
■「2015年に第三次世界大戦が勃発する」という予言も
では“未来人”ジョン・タイターの予言はどうでしょう。
ジョン・タイターは2000年〜2001年に「タイムトラベラー」として突如アメリカの掲示板サイト上に現れた謎の人物です。このジョン・タイターの予言で的中したと言われているものは「アメリカ国内での狂牛病の発生」「新ローマ教皇の誕生」「イラク戦争勃発」など。「ジョン・タイター氏の予言の中で、外れた予言は?」という質問では、このような意見も出ています。
「ある重大な事件が予言できていません。それは、2001年9月11日に起きたアメリカの同時多発テロです。なぜ、イラク戦争や狂牛病などが予言でき、テロのような大事件が予言できなかったのか?疑問が残ります」(bttf2003さん)
たしかにイラク戦争を予言しながらアメリカ同時多発テロ事件についての言及がなかったのは不自然かもしれません。また「オリンピックは2004年度の大会が最後になる」「2005年にアメリカが内戦状態になり、2011年にはそれが原因でアメリカ合衆国が解体される」などの予言はすでに「外れ」が確定しています。
ただしジョン・タイターは、彼がタイムトラベルしたことで未来にズレが生じる可能性があるとも発言しています。彼の予言の1つには「2015年に第三次世界大戦が勃発する」という恐ろしげなものもあるのですが、この未来にも「ズレが生じている」ことを願いたいものです。
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