★10億分の1の確率で生まれた、まん丸すぎるタマゴ
2010年 10月 14日

まん丸すぎるタマゴ
2010.10.14
excite
イギリスのホテルのシェフが、仕入れた食材からとても珍しいタマゴを発見した。そのタマゴは通常の楕円形のものと異なり、完全な球状をしているのだ。このような形のタマゴが生まれる確率は10億分の1といわれており、シェフは大切に保管しているという。
タマゴを発見したのは、イギリス南西端のコンウォールにあるブリストルホテルで働くジェームズ・チャーチさんだ。彼は毎朝宿泊客のために朝食を作っているのだが、ある朝、業者が配達するタマゴのうちの1つに珍しい形のものを発見した。そのタマゴは完璧な球状をしていたという。
「長年飲食の仕事をしているけどこんなの初めてだよ。過去に10万個以上のタマゴを見てきたと思うけど、こんなにまん丸なタマゴは初めてだね」と驚きを語っている。ジェームスさんはそのタマゴを持ち帰り、保護用のケースに入れて冷蔵庫の保管しているそうだ。今後もタマゴを割るつもりはなく、ずっと大切にして保管し続ける予定とのこと。
ちなみに鳥類のタマゴが楕円形をしているのは、育てる環境と関係あるそうだ。鳥類は木の上や崖などに巣を作り、そこにタマゴを生み、ふ化を待つ。外敵に襲われる心配は少ないのだが、落下する危険性がある。そのために転がっても元の場所に戻るように楕円形をしているのだとか。
それにしても驚くほど丸いタマゴだが、中身はいったいどうなっているのだろうか? ジェームスさんが割りたくない気持ちも分かるのだが、中身がどうなっているのか気になってしまう。

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