★キモカワ深海生物~センジュナマコ(通称=海のブタ)
2010年 10月 13日





センジュナマコ
(通称=海のブタ)
『センジュナマコ』はプックリとした身体つきから、通称『シー・ピッグ』(SeaPig)とも呼ばれている。見た目が豚を連想させるために名付けられたようだ。身体の前方には10本の触手を持ち、エサを口に運ぶ役目をしている。
体長は約12センチ、12本の足で海底を這(は)いずるように移動し、ときには角のように見える足で立ち泳ぎもするそうだ。彼らは太平洋、大西洋、インド洋など世界中の海に生息しており、海底のサンゴ礁に生息している。
日本近海ではあまり見られないが、深海ではメジャーな存在だという。ニュージーランドの海洋学者が深海を調査したときには、『センジュナマコ』を含む3万匹もの深海生物に遭遇したという。
底引き網で漁をすると、大量に網にかかることもあるそうだ。しかし一度に大量に水揚げすると、その地域の深海生物に大きな影響を与えてしまうため、海外では底引き網漁を禁止している地域もあるという。 (searchina)
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