★神奈川県警・瀬谷警察署のマスコットキャラクターが可愛らしい!!
2010年 10月 13日

マスコットキャラクターが
可愛らしい!!
2010.10.6
excite
正義の味方には、“冷静沈着”、“力強さ”、“強い責任感”など、数々のハンサム要素が不可欠。だが反面、「可愛いな、オイ!」とコチラを身悶えさせる、チャーミングな魅力を兼ね備えていたりもする(特に、キレンジャーとモモレンジャー的ポジションに顕著)。
そんな“萌えヒーロー”が、9月1日に新しく生まれたらしい。神奈川県警・瀬谷警察署に、マスコットキャラクター「瀬谷野あじさい」と「瀬谷野けやき」という双子コンビが誕生したのだ。
彼女らの画像を見てほしい。俗に言う“萌え”とは、まさにこのことか。ちなみに、2人のキャラ設定も細かい。誕生日は10月1日で、おじいちゃんはコノハズク(フクロウ)。
そこで、姉弟それぞれのプロフィールについても紹介したい。まず、「瀬谷野あじさい」は双子のお姉ちゃん。性格は“おっとり真面目”で、甘いものが大好物。名前は、横浜市瀬谷区の花にちなんで“あじさい”と名付けられた。名付け親はおじいちゃん。現在は瀬谷警察署の警務課に所属していて、「困ったことがあったら私に相談してくださいね」という本人コメントが胸キュンものだ。
一方、相棒の「瀬谷野けやき」は、あじさいちゃんの弟。瀬谷警察署の交通課に所属している。性格は“元気で快活”で、辛いものが大好物。“けやき”の名前には、「日枝神社の大けやきみたいに立派になれ」というおじいちゃんの願いが込められた。「スピード違反や飲酒運転なんてもってのほか! 見つけ次第とっつかまえるので覚悟!」という言葉も勇ましい。
……と、極上のインパクトを持つ双子姉弟。それにしても、どうしてこのようなキャラクターが誕生した? 同署に伺ってみた。「瀬谷警察署にはホームページがあるんですが、アクセス数を調べてみると訪問される方が少なかったんです。そこで、市民の皆さんにもっとお越しいただき、署が何をやっているかを知っていただきたいと思いました」(担当者)ホームページには“より良い町づくり”のために、署が発信したい情報が載せられている。だが、それを目にしてもらえない現状があったのだ。
そこで瀬谷警察署の「ホームページ委員会」が、アクセスを伸ばすために喧々諤々。結果、「何かしらのインパクトを!」と誕生したのが、“あじさいちゃん”と“けやき君”である。
当然、2人のプロフィールは署内の同委員会によって決められている。姉弟がコノハズクになった理由は、瀬谷区のイメージキャラクターがコノハズクだから(瀬谷区の形がコノハズクに似ているのが由来)。また、「あじさい」は瀬谷区の花であり、「けやき」は瀬谷区の木でもある。
そして、デザインに関して。この非常に愛らしい外見は「イラストが得意な方にお願いしました」(担当者)。そして、手こずったのは“けやき君”の方。「コノハズクが痩せてたら、おかしいですよね。女の子の体にボリュームをつけるのは簡単なんですが、男の子の場合はナカナカ難しいです。だから、このような外見になったような気がします」(担当者)
どちらかというとグラマーな“あじさいちゃん”。シュッとした“けやき君”。このルックスは、難産の末にやっと辿り着いたものである。そんな苦心作のマスコットキャラクター。実は、同署が全く予期しなかったスケールで反響を呼んでいる。何しろ、2人が誕生してから1カ月足らずでCNNに取り上げられるほどのリアクションの大きさ。
だが、キャラが独り歩きするのは本意ではない。「あくまで目的は、警察署の活動内容を知ってもらうことです。それで犯罪を抑止し、安全な町になっていけばと願っております」(担当者)その手始めとして、同署のホームページ上にて発表された「瀬谷野あじさい」と「瀬谷野けやき」の双子コンビ。断じて“萌え”だけではない。正義感あふれる、2人なのだ。

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