★米国発「ブスかわ」ネイルリング
2010年 10月 11日



ネイルリング
2010.10.11
excite
日本の女子の間での「ネイル」は当然のエチケットになりつつあるように思うが、ネイルアートならぬネイルジュエリーはいかがだろう?
ビヨンセのビデオ「スウィート・ドリームス」をご覧になったことがある人は気づいていると思うが、彼女の指先には、ダイヤモンドとゴールドのネイルリングがはめられている。一本の指先(4500ドル)だけではなく、親指以外のすべての指にはめられていて総額的に3万6000ドル(約295万円)。これこそ「ネイルジュエリー」。
昨年の夏にこのビデオが放映されて以来、ニコール・リッチーやファーギー、リンジー・ローハン、マライヤ・キャリー、シャキーラ、ヤー・ヤー・ヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)のカレンOなどが両手指にはめ、楽しんでいる姿を雑誌やTVなどで見かけていたのだが、とうとう一般人でもオンライン購入できるようになって、人気急上昇中のリング。
私の美的感覚がズレているのか、「素敵に見えない」このネイルリング。実は当初から「セクシー・アグリールック」とレビューされていた。まさに日本で言うところの「ブスかわ」的アクセサリー。
世界中にお店を展開中という「Bijules」。その発想豊かなクリエイターのジュールス・キムさんは、ジュエリーデザインにもコミュニケーションの手段があると信じているようだ。
アクセサリーひとつでも着用者の気持ちとその環境を表現することができる、と言い切っているあたりは、さすが女性立場のクリエイターと思わせる。
ハリウッドセレブの顧客が多く、そんな彼女たちの御用達デザイナーのアクセサリー。
さぞかし高価だろうと思いきや、こちらの値段は166ドル(約1万4000円)。買えない金額ではないかもしれない。
親指の爪は他の爪に比べ多少大きいせいか、親指にはつけないようだが、それでも両手指をそろえたら8個購入ということになるので、それなりの値段にはなる。
ネイルサロンに毎回行くこともなくなり、この付け爪は安上がりなのかもしれない。しかし万人受けするとは思えない「ブスかわ」ネイル。大きな魅力は、一瞬にして金ピカ爪に変身できることだろうか。爪のお手入れが面倒な人にも嬉しいようだ。
滅多に同じものを持っている人に出会わない、という「一点物」に近い感じが受け入れられているようで、歯形ネックレス、つまようじネックレス、骨型リングなど、遊びごころが詰まった面白いものがあるので、日本上陸の際にはチェックしてみてほしい。
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