★日本の魔除けアイテムってどんなもの?
2010年 10月 08日

ってどんなもの?
2010.7
goo
世の中では実に色々なものが「魔除け」として使われています。一般的なものでは神社などで買う「お守り」。また最近流行しているパワーストーンなども、広い意味での魔除けと言えるでしょう。サメの歯は古くから船乗りの魔除けだと聞いて驚いたこともあります。
そんな魔除けの数々、ほかにはどんなものがあるのでしょう? 日本で伝承されているものを中心に教えて!gooで探してみました。「鈴やお守りなどは魔除けになるのでしょうか。他に魔除けになるものはありますか?」
回答には、こんなものがありました。
「私の故郷の習慣なのですが「お塩」です。私の場合は写真フィルムのケースに入れて、バッグに入れています。何か不安だったり、いやな気分いやな場所、そんな時に少し舐める、少し撒く。天然の塩を使っています。腐らないし、期限もありません」(hapi0joyさん)
塩は、浄化のアイテムとして最も一般的なものかもしれません。お葬式が終わった後に「お清め」として塩をまく習慣は、やったことがある人も多いのではないでしょうか。また、こんな質問もありました。
「南天の木は魔除け?」
「ここ一年悪い事ばかり続きます」という質問者は、「南天の木をトイレなど水周りの近くに植えると良い」と人に聞いたそうです。これに対しては、「南天の木ですが、これは古くから「縁起木」と呼ばれる種類にはいります。魔除け・厄除けの木と言われていますね。うちにもありますよ。南天=難転(災難を転じる)のごろ合わせからのようです」(haraponさん)との回答が。家の入口や鬼門の方向、水周りなどに置くことで魔除けの意味があるそうです。
■登山者の魔除けアイテムは昔話にも登場
また、サメの歯が「海の魔除け」であるように、「山の魔除け」も存在するよう。こちらの、
「『お守り』としての良し悪し(鬼切り刃)」という質問では、「鬼切り刃」という登山者に独特の魔除けが紹介されています。鬼切り刃とは「柄近くの刀身の根元をほんの少し(一寸=33ミリ程度)ながら意図的に切れなくする「刃引き」をして、魔除けとする」というものなのだそう。
かつてTBS系列で放映されていた『まんが日本昔ばなし』の『牛鬼淵(うしおにぶち)』というエピソードにも、これと似たアイテムが登場しています。そちらでは「のこぎりの歯で一番柄に近い最後の歯を“鬼刃”といい、これで鬼を退治することができる」というお話でした。
風水の世界などに足を延ばせば、さらにたくさんの魔除けアイテムが登場しますし、地域や文化によって独特の珍しいものも数多いはず。なにかレアな魔除けアイテムをご存知の方がいたら、ぜひとも教えてください。

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