きりんは雌のおしっこの味で交尾相手を決める。
2004年 10月 05日
キリンはケニア、タンザニアなどアフリカの西部、南部のまばらに木が生えているサバンナ地帯に生息しています。1頭のオスと2,3頭のメス、その子供などからなる小集団で暮らしている。草食動物で50cm近くもある長い舌をじょうずに使って木の葉をむしり取って食べ、またウシと同じように反芻(はんすう)を繰り返します。
雄ー4.7~5.3m 800~1930kg
雌ー3.9~4.5m 550~1180kg
キリンの首の長さは、頭まで2メートル以上もあり、強力な心臓のお蔭で血液を心臓から2m以上先の脳にまで循環させられるのだ。ちなみにキリンの心臓は体重の2%の重さがあり、血圧は人間の2、3倍もある。
かなり変わった求婚(交尾)相手の決め方
発情した雌はお尻を大きく左右に振り振りマリリンウォークをしながら、雄の前を行ったり来たりして誘惑する。誘いにのった雄は雌の後を追い、雌は追ってきた雄の鼻先におしっこをかけるのだ。雄は雌のおしっこの匂いをかいだり、舌ですくい味わい、その雌の発情度を確認する。
「ユーリン・ティスティング」という。
味見の結果が良いとそのまま留まり交尾に至るが、適当でないと判断するとその場を去っていってしまう。味見には厳しいらしい。
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