犬は癌をかぎわける能力がある。
2004年 09月 29日
1989年のLancet誌に飼犬が女主人の皮膚の病変部に異常なほどの関心の持ち、そのことがきっかけで病院へ行ったことで、皮膚癌が発見できたという事例が掲載され話題をなった。その後も肺や胸などの内臓をなどの類似した逸話が同誌にいくつか投稿された。
英国バッキンガムシャーの病院の研究者らは癌患者の汗や呼気には、癌細胞から発せられた揮発性の物質が含まれる可能性はあり、訓練次第で犬が膀胱癌患者をかぎ分けられるようになるかもしれないと推測した。また実験に膀胱癌を選んだのは、癌細胞が分泌した物質は尿に入りやすいからだと言う。
54回中ー22回の成功、その成功率は41%だった!
解析から、癌特有の臭いを認識する能力は、尿検査での科学的数値とは無関係であるという結果がでた。
乾燥尿の場合の成功率は22%
新鮮尿の場合の成功率は50%
この実験に先立ち、直前の検査で癌がないとされていた人の尿に、6匹の犬すべてが『異常』との反応を示した。その後、被験者を詳しく検査したところ、腎臓に腫瘍が見つかったのだ。ウィリス博士は「これが科学的に初証明であり、非常に興奮しました」とコメントしている。
癌研究英国のデービッド・ニール教授は癌患者の血液や尿には異常な蛋白質があり、犬は腫瘍自体ではなく炎症から蛋白質をかいでいるのではないかと推察している。これからは、同様な方法で、皮膚癌から始め、犬が他の癌を検知できるかどうかを調査するという。
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