くじらや海の哺乳類を救え!
2004年 09月 28日
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2000年3月、バハマの海岸に16頭のアカボウクジラが打ち上げられ、そのうち8頭が死亡した。死因の調査をすると強力な音波によって脳出血を起こした例が多かった。
米海軍の提督は「クジラの死と海軍ソナーの間にはいくぶんかの因果関係がある」と認めた。米海軍はスクリュー音を小さくした潜水艦が増加したため、従来の3500ヘルツから300ヘルツの低周波の「アクティブ・ソナー」の開発を進めていた、今回の事件はその新型
ソナー実験中に起きた事だった。
また、2002年9月にはカナリア諸島で新型ソナーの使用時期にクジラが集団死している。
新ソナーの低周波数は、大型のクジラがコミュニケーションに使う音波帯に近く、脳や鼓膜への影響は大きいと専門家は指摘している。また、鯨類学者は低周波音によって、動物の器官が共鳴を起こし、出血を起こすという。
クジラの雄は繁殖期に雌を求めて鳴くことが知られていますが、それらの声も数十~百ヘルツであり、新ソナーの騒音により、雄の声が雌に届かず、出会いの機会が減少することで、繁殖に悪影響がでると懸念されてる。
日本周辺に限り使用を決めている。
世界中の海域で使用を制限しながら、なぜ日本周辺海域では使用可能とするのか?
外務省は事態を「把握していない」上に、水産庁は「ソナーが海洋ほ乳類に与える因果関係がはっきりしてない」と、消極的な姿勢だ。(←琉球新報2003年10月16日(木)朝刊社説より)
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