生物のインテリア化
2004年 09月 09日
『アントクアリウム』とは、NASAの科学者達が無重力状態でのアリの生態を観察するための研究素材として作られたもので、実際、2000年5月、スペースシャトルSTS107に持ち込まれました。
ブルーのジェルは無害で栄養分を含み、蟻(あり)の巣として、またアリが生きていくための水分やエサとなるそうです。蟻たちはジェルを掘りだし、トンネルや巣を作り始めます。その様子を観察できるというものなのです。
『ビーチワールド』は、ハワイ島にのみ生息する小エビ、藻、バクテリアなどが、この球体の中に入っています。小エビに餌を与えたり、水を換えたりする必要はなく、必要なのは、光合成をするための光で、藻がエビが生きるために必要な酸素と食物を作り、エビは藻の栄養となる二酸化炭素を吐き出すからです。球体は地球をイメージしたそうです。
日本初。-5℃~+60℃まで自由に温度設定が可能に。水温0.2℃ピッチで自動温度コントロールができます。クリオネなどの寒帯魚から、クラゲ、熱帯魚まで、色々な鑑賞魚を飼育できるそうです。