白黒の画像に囲まれていると、夢が白黒だと思うようになると米国の哲学者が2002年に報告した。(1. Schwitzgebel, E. Why did we think we dreamed in black and white? Studies in History and Philosophy of Science A 33, 649-660 (2002).)
この研究を行ったのは、カリフォルニア大学Eric Schwitzgebel氏です。白黒映画やテレビの最盛期だった1950年代の調査では、多くの人が、夢には色がついていないか、滅多に色がつくことはないと答え、この時代よりや後では、多くの人が色彩に富んだ夢を見るという事を彼は発見したのです。
米国人の夢はアイゼンハウアー大統領(1953年-1961年)の時代でも他の時代と違っていたわけではなく、単に周囲の人工的な映像に影響され、白黒の夢を見たと考えがちなだけだったと言う。
英国ウェールズ大学の心理学者Mark Blagrove氏は、人々が白黒の夢を見ると言う場合、その人たちは夢の中で何の色彩にも気づかなかったということを意味するのだろうと。彼は夢を白黒で見るという考え方自体が、映像技術からの借り物だという意見に賛成している。
現代のさまざまなメディアは1950年代と同じくらい、私たちの夢に影響しているだろう。Schwitzgebel氏は、夢の中での触覚についてふれる人はほとんどいないことを指摘している。夢を見ているわけではないことを確かめたいときに自分をつねるのは、そのためなのだそうだ。
しかし、バーチャルリアリティ(仮想現実)で、視覚だけでなく、触覚刺激が得られるようになり、夢はもっと手触りにあふれたものになるかもしれないと、Schwitzgebel氏は最後に語った。
(*^・ェ・)ノ カラーの夢を見ると良くないと言われていましたが迷信でしたね!
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