趣味でチェスや碁をする時は、「g」と呼ばれることもある一般知能に関わる領域が使われていないことを、米国とミネソタ大学(米国同州ミネアポリス)の Sheng He氏ら中国の研究者たちが2002年に研究発表しました。(Chen, X. et al. A functional MRI study of high-level cognition(2002))
つまり、チェスや碁のような盤面ゲームには熟練が必要だが、知能の方はあまり必要ではないということなのです。実験はチェスや碁の対戦中、次の手を考えている人の脳をスキャンすると、脳の知能関連領域は活動していないように見えたのです。
チェスは、もっとも頭脳を使う娯楽ゲームの1つだと考えられていますし、中国生まれの碁もまた同じ程度に頭を使うゲームだと考えられており、この結果は常識に反するものだとSheng He氏は言います。
Sheng He氏は、プロのプレイヤー、あるいはお金を賭けてゲームをやっている人々は、もっと真剣に考えてゲームをするだろうと認めています。今回の実験では、プレイヤーは、勝ち負けが問題ではなく、予想される展開中でのベストの手について考えているという状態、勝負でなく趣味としての対戦であったことも付け加えています。
また、この結果を心理学の専門家である、スタンフォード大学のJohn Gabrieli氏は、「私たちが頭がいいと評価するやり方のほとんどは、経験に基づいたものだ」と述べています。つまり勝利につながる指し手の多くは、実際に練習と専門的技術から産み出されるのかもしれないとコメントしています。
(*^・ェ・)ノ 将棋も同様なことがいえるかもしれませんね。
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