人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ダイエット、健康、医学、サイエンス、宇宙、植物、動物、犬猫、魚、昆虫、気象、血液型、心理、恋愛、料理、写真、オカルト、都市伝説、UFO、裏技、役立つ情報満載です。是非ご覧下さい☆


by amor1029
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

「アリとキリギリス」の話は、本当は「アリとセミ」の話だった!

「アリとキリギリス」の話は、本当は「アリとセミ」の話だった!_a0028694_17315.jpg
原典のイソップ寓話集では「アリとキリギリス」の話は、本当は「アリとセミ」だった事をご存知ですか?では、いつどこでセミがキリギリスに変身してしまったのでしょうか?

どうやら、明治期、この童話が日本に入って来た時に、セミ、Cicadaと、キリギリスLocustとが誤訳されてしまったからなのです。その後、一部は「アリとセミ」として正しく書き直され、明治の国語教科書には「アリとセミ」と「アリとキリギリス」の2種があったのです。(今では「アリとキリギリス」の話だけになってしまっていますが)

しかし、セミとキリギリスではその生涯に違いがある、セミの生涯は実にはかない、7年もの間、土の中で幼虫時代を過ごし、地上に上がり成虫となるのだか、成虫になれるのは約300個の卵の極一部だけ、その上、地上での寿命はたったの2週間しかない。ほっとする間はなく子孫を残す使命のため、雌に求愛曲を奏で続けるのだ。しかし25度以上日が5日続かないとその曲を奏でることすらできず、その短き生涯が終えてしまうこともある。

なぜ「アリとセミ」の話であったのか?あの話の原点は怠惰・浅慮への警告であるのに、セミ生涯から怠惰・浅慮をどう表現できると言うのだろうか?

その上、日本版には別にもう一つ独自の改変がある、あの「親切なアリはキリギリスに食べ物をわけてあげました」の一文は原典にはないのです。話に温情を加えて、怠惰・浅慮への警告が薄めるようにしたとも言われています。これが「アリとキリギリス」の裏話なのです。

(*^・ェ・)ノアリとセミのイソップ原本を読んでみたいですね。

▲▲▲Haruのblog応援のクリック▲▲▲
「アリとキリギリス」の話は、本当は「アリとセミ」の話だった!_a0028694_15483543.gif皆様の応援クリックをこの記事の評価とし、新たな記事の選択に生かしたいと思っておりますので、楽しめた記事、面白かった記事には、
クリックをよろしくお願いします!
備考:セミ キリギリス蟻 イソップ物語 アリとキリギリス アリとセミ 
by amor1029 | 2004-07-17 17:32 | 面白トリビア(一般)