★金色の琵琶湖大ナマズ発見される!! <(゚ロ゚;)>ノォオオオオ!!
2006年 01月 23日
2006.1.19
(yahoo news)
1月11日の早朝、滋賀県高島市沖で刺網操業中の漁師さんによって捕獲された黄色いビワコオオナマズが、当館にやってきました。
このような黄色いビワコオオナマズは、昔から竹生島の弁天様のお使いとして「ベンテンナマズ」と呼ばれ、漁師さんの間でも大切に扱われてきました。
とくにベンテンナマズの多くはイワトコナマズで、ビワコオオナマズのこのような黄色い個体は、当館が確認したものでは3例目と、きわめて珍しいものだといえます。
現在、漁獲時の傷のため、水族展示室裏で、治療中ですが、傷が治り次第、展示水槽にデビューする予定です。
(ビワコオオナマズ)
(魚類図鑑)
科名・・・・・・・・・・ナマズ科
学名 Silurus biwaensis
体長・・・・・・・ 90~120cm
口ひげは4本。稚魚期までは6本。成魚の下顎のひげは著しく短い。腹部が白い。琵琶湖固有種。琵琶湖の全域を活動範囲としている。
夜行性で魚食性。餌となる魚類の範囲は広く、ホンモロコなどの小魚からゲンゴロウブナなど比較的大きなものまで捕食している。
琵琶湖の深所でも生活しているためか、冬季でもあまり食欲は減退しない(琵琶湖は水深20mを超えると年間水温が10℃前後と一定)。
飼育環境下では、比較的嗜好が見られ、マス類、ウグイを好むが、コイやニゴイ、ナマズ、フナ類などほとんどの魚種を食べる。
体長1mあまりのビワコオオナマズが40cm前後のコイを食べることもまれではなく、飼育する場合、他魚種との混養には適さない。
琵琶湖では、生態系の頂点に立つ魚種と考えられる。そのためか、縄張り意識が強く同種で激しく争う。成長が早く寿命は長い。
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