★「名無し」という名前がある国がある!!・・・・「(´へ`;へぇ~
2005年 03月 30日
それはモンゴルである!!
モンゴル語で「ネルグイ」
モンゴル語で「ネル」は『名前』を意味し、「グイ」は『ない』という意味だ。
それは子供が生まれた時に、たまたま父親が出張中で留守にしていて、しばらく名前もないままだった赤ちゃんが、「名なし」と名づけられるという。
また民族的信仰から、子供にあまりいい名前をつけると、病気や悪魔が取り付くと信じられていて、故意に(こいに)、どうしょうもない名前をつけることもあるそうだ。
それはアラスカに住むイヌイットである!!
部族同士の交流があまりないためか、部族ごとに命名法は異なっているが、共通しているのは、死者の名前を新しい命に与えるという発想だ。
その赤ちゃんは死者のよみがえりであるとされ、誰の魂(たましい)が宿った(やどった)のかを占い名づけるため、2人の子供が同じ名前になることもある。
誰の魂が宿っているのかを知る作業が妊娠中から行われることもある。それは夢の分析や、その時に起こった自然現象から探るという。それでもわからない時は、生まれた赤ちゃんの顔立ちから似ている亡き人の名前をつけるそうだ。
他の部族では、最近亡くなった人の名が自動的に割り当てられるので、一族にはいつも同じ名前の人がいることになる。しかし、名前に男女の区別がないため不都合が起こらないのだ。
氷に閉ざされた厳しい自然環境の中、乳幼児が早死にすることも多い。そんな時、イヌイットはその子に間違った名前がつけられたため早死にしたと考えたためだという。お国柄違うと命名法も違うものですね。
管理人の励げみとなる、応援のクリックを!!