★防犯ガラス、 防犯フィルムって効果を検証する!!「(´へ`;
2005年 02月 21日
(国民生活センター)
●防犯ガラス・・・「防犯建物部品」 から3銘柄。
●防犯フィルム・・・「防犯建物部品」 から1銘柄、「防犯用品」 として販売の2銘柄。
●一般ガラス・・・フロート板ガラス、 網入り板ガラス、 強化ガラス
侵入手段として多い 「こじ破り」 や 「焼き破り」、 「打ち破り」 についての防犯性能を調べた。 テストでは、 ロック付クレセント錠とワンタッチ式の補助錠が装備されたアルミサッシ (腰高窓タイプ) を使用。 クレセント錠と補助錠付近のガラスを割って手首が入る穴をあけ、 開錠してサッシを開くまでの時間、 打撃回数、 破壊音、 そのほかの様子を調べた。
●「こじ破り」 にはドライバー
●「焼き破り」 には携帯バーナーを使い5分を目安に実験した。
●「打ち破り」 には、 バールを使用。 破壊時に大きな音が出ることから、 短時間を想定し、1分以内7回の打撃を目安にした。
2カ所の施錠でも1~2回の打撃で短時間にサッシを開けられ、 防犯性能は低かった。
簡単に開けられなかったが、 補助錠を併用することが防犯性能を発揮する必須条件。 テストでは、 窃盗犯が犯行をあきらめるとされる約5分以上、 耐えることができた。
防犯ガラスは、 ガラスののみ込みが深いサッシと組み合わせることで、 特に 「こじ破り」 に大して防犯性能が高くなった。 官民合同会議は、 のみ込み深さ10㎜以上を推奨。
クレセント錠付近に部分張りするより、 全面張りしたほうが防犯性能は高い。 ただ、 「打ち破り」 試験では、 官民合同会議の基準を満たしたフィルム (住友スリーエム SH14CLARL) ははがれてしまった。
購入前、 使用するサッシや施行業者との内容の確認を忘れずに!
防犯性能は 価格に比例して高まる傾向にある!!
●防犯ガラスが5万8000円から14万2000円
●防犯フィルムは業者に依頼した場合、 材料費と施行費で約5万円
(一般のフロート板ガラスよりも、 3倍以上の価格となった。)
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