★睡眠不足は7割の人が肥満になるという怖い結果
2004年 11月 26日
11月18日まで開催されていた北米肥満学会で睡眠時間が短い人ほど太る傾向が強く、最大で73%も肥満の危険が増すという研究結果を米コロンビア大スティーブン・ヘイムズフィールド博士のチームが発表した。
連邦政府が80年代、大人1万8000人を対象に実施した健康調査のデータを基に、一晩の平均睡眠時間と肥満との関係を調べた。
(適切とされる7-9時間の睡眠を取っていたグループに比べ)
5時間睡眠では50%
6時間睡眠では23%
(肥満になる確率が増大していたという)
睡眠中はカロリー消費量が落ちるため、寝てばかりいると太ると思われがちだが、長く起きていれば食べる機会も増える。また同博士らによると、最近の研究で、睡眠が足りないと体の食欲調節機能がうまく働かなくなることが分かってきた。睡眠不足によって、食欲を抑えるレプチンの血液中濃度が低くなり、逆に食欲を促進するグレリンの濃度は高くなることが報告されているという。
ノースウェスタン医科大のロバート・クシュナー博士らのチームは、ペットの犬と同時に減量を目指せば効果が挙がりやすいとの研究結果を報告している。
飼い主と犬の36組、人間のみ56人、犬のみ53匹を対象に、毎日20分以上の散歩とカロリー制限を勧め、1年間追跡調査をしたところ、犬の飼い主たちは単独で減量に取り組んだ人たちに比べ、わずかながら減量に成果を示したという。
人間が約5%減
犬が約15%の減
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