★【収監前 堀江貴文 モヒカン写真あり】:「ホリエモン 収監当日ドキュメント(1)」
2011年 06月 21日
堀江貴文氏・ホリエモン
「 収監当日ドキュメント(1)」
2011.6.20
ncn
ライブドア事件で証券取引法違反の罪に問われ、懲役2年6月の実刑判決が確定した堀江貴文氏は2011年6月20日、東京高等検察庁に出頭した。堀江氏の自宅から東京高等検察庁までの様子は、密着カメラが入り、ニコニコ動画の「ホリエモンチャンネル」ならびに、ニコニコ生放送「緊急生放送!密着 堀江貴文収監のすべて」で生中継された。
堀江氏は、ニコニコ生放送の視聴者に「寂しいと思うが、どうすることもできない極限的状況」と、収監前の心境を告白した。以下、堀江氏の収監当日の様子を、時系列ドキュメントで振り返る。
11:35(六本木ヒルズの自宅) 堀江氏、「GO TO JAIL(刑務所に行く)」と書かれたTシャツを着て登場。ニワンゴの取締役ひろゆき氏と語り合う。「東京拘置所は最悪」と発言。「ほかの拘置所の可能性は?」とのひろゆき氏の問いに「まだ決まっていない。そうなることもあるらしい」
11:38 スタイリストの方が現れ、散髪を開始。髪をモヒカンに刈り上げながら、「そもそも(出所する)2年半後、ニコニコ動画はあるのか?」とひろゆきさんに質問。ひろゆき氏海外に買われている可能性ある。堀江さんが現世から離れているうちに」と返答。
11:45 モヒカンになったものの、髪の毛が体にまとわりついたためシャワーを浴びに行く。
11:51 堀江氏、シャワーから戻る。最後までメルマガを書いていたことを明かす。「そんな暇じゃない」発言を連発。「記者会見で話すことも決めていない。格好いいことを言うつもりはない」
11:55 ドライヤーで髪をセットしてもらいながら、視聴者からのメールを紹介される。
・「若い人たちの先頭に立って日本を変えてほしい」
・「日本をかき回すエネルギーをもって戻ってきてほしい」
・「僕が大学を中退し起業して独立できたのも堀江さんのおかげ」
・「塀の中でも暴れまくってください」
・「出所した暁にはまたニコニコで放送してください。獄中生活の実態を」
などのメール。しかし堀江氏は、「ドライヤーの音であまり聞こえなかった。感動的なような感じだった? ありがとうございます」
12:00 堀江氏、出発までひろゆき氏と語る。
「(髪型について)モヒカンってこういうときじゃないとできない。ノリで決めちゃった。意外にいい。でも毎日セットするのが大変。1日だけならいいが、これを毎日自分でやれというのは......。(帰ってきたらどんな髪型?)普通だよ。面倒くさい」
「(出所後にノマドになる発言について)どこに行きたいとか決めるものなの? 別にオーロラとかはテレビで見ればいいし。そしたら旅行行く必要ない。旅行とかではなく、住むところ、たまに帰るところを探す。ずっと東京に居ても夏は暑い」
「(2年半後の日本社会について)どうなってもいいや、というわけじゃないが、気にすることでもない」
「(社会に干渉できないこと、人と会えない、話せないことについて)寂しいな。寂しいって言ってほしいんでしょ? そりゃ寂しいよ」
「(面会について)月に2回だけ、最初は。最低でも6ヶ月たたないと回数は増えないらしい」。もし面会を希望する人はblogからメールで。事務所の人がプリントアウトして堀江さんに渡すとのこと。「返事は書けない。手紙の発信回数も月に4回まで。受けるのはいくらでも」
12:05 堀江氏、出かける準備を始める。
12:08 3分ほどですぐに戻る。「私物はほとんど持っていけない。歯ブラシくらい。歯ブラシに名前を付けて楽しめる人って、刑務所でも楽しめそうだよね。(ひろゆき氏に)代わりに入る? 中では読書するか、小説書くか。(でも)手書きでは多分書けないと思う。ブログとかはプリントアウトして見られるらしいが、中で新聞とか雑誌。紙メディアしか見られないの久しぶりだなって」
「(メルマガについて)たまにノートを戻したりできる。1ヶ月とかタイムラグは空くかと思う」
12:13 視聴者から、堀江氏へメッセージ。
・「刑務所から出てきた後、何をするのか今から楽しみ」
・「人間的に一回り大きくなって、ウエストは一回り小さくなって出てこい」
堀江氏から、視聴者の方に最後のメッセージ。
「どんなことが起こるのかまったく分からない。1人になってしまって、結構寂しいと思うが、どうすることもできない極限的状況。正直それは嫌だが、再びまた、どんな形か分からないが、皆さんの前に出てお話できる機会ができればいいなと思っています。どうもありがとうございました」
12:16 堀江氏、車へ移動開始。
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